主な内容の要点
Pythonでのコメントの書き方は「# を使う」ことが基本です。コメントはプログラム実行時に無視されるので、メモや説明、コードを一時的に無効化するのに使えます。
コメントの基本
- 書き方:行の先頭や途中に
#を書くと、その後ろはすべてコメントになる
# これはコメント
age = 25 # 年齢を入力
Python- 実行結果に影響しない:コメントはプログラムの動作に関係しません。あくまで「人間のための説明」です。
コメントを使う場所
- プログラムの冒頭
作成日や作者、プログラムの目的などをメモできる
# 2015.01.01 作成
# 作者: xxxx
# このプログラムは年齢を表示する
Python- コードの横
変数や処理の意味を簡単に説明できる
old = 18 # 年齢を入力
print(old) # 年齢を出力
Python注意点
- 行継続記号(\)を使った行ではコメント不可
num = 10 + 20 + 30 + 40 \ # ←ここにはコメント書けない
+ 50 + 60
Python- 長いコードを途中で改行する場合は、別の方法を使う必要があります。
コメントでコードを一時停止
- コメントは「コードを実行させない」ためにも使える
price = 500
# price = price * 1.08 ← この行は実行されない
print(price)
Python- 削除せずに残しておけるので、後で再利用したいときに便利です。
まとめ
#を使ってコメントを書く- プログラムの説明やメモに活用
- コードを一時的に無効化するのにも便利
- ただし、行継続(\)の行には書けない
初心者のうちは「なぜこの処理を書いたのか」をコメントに残す習慣をつけると、後で自分や他人が読みやすいコードになります。
