主な内容の要点
Pythonの「変数」は、計算結果や値に名前をつけて扱いやすくする仕組みです。計算式をそのまま書くよりも、変数を使うとプログラムが読みやすく、間違いを減らせます。
変数の基本
- 変数とは?
値に名前をつけて保存し、後でその名前を使って呼び出せる仕組み。
例:
price = 50
print(price + 1) # 51
Python- 代入文
名前 = 式の形で書く。右辺の計算結果が左辺の変数に入る。 - 再利用できる
一度代入した変数は、同じセルや別のセルでも呼び出して使える。
例題(果物の計算)
- 直接計算すると式が長くなり、間違いやすい。
(100 * 5) + (40 * 8) + (80 * 5) ...
Python- 変数を使うと整理できる。
momo = 100 * 5
mikan = 40 * 8
total = momo + mikan
print(total)
Python- こうすると「どの値が何を表しているか」が一目でわかりやすい。
変数名のルール
- 使える文字: アルファベット、数字、アンダースコア
_ - 使えないもの:
- 数字で始める(例:
123abc❌) - 特殊記号(例:
vari$able❌) - Pythonの予約語(例:
if,while,raise❌)
- 数字で始める(例:
- おすすめ: 半角英数字と
_のみを使うと安全。
ポイント整理
- 変数を使うと 計算式が読みやすくなる
- 代入文で値に名前をつける
- 変数名にはルールがある(数字で始めない、予約語は使わない)
- 初心者は「英字+数字+_」だけで名前をつけるのが安心
👉 まとめると、「変数は値にラベルをつける道具」。プログラムを整理して、間違いを減らすために必須の考え方です。
