主な内容の要点
elif は「もし〜でなければ、次の条件をチェックする」という意味で、複数の条件分岐を順番に試すために使います。if → elif → else の流れで、最初に当てはまった条件だけが実行されます。
基本の考え方
if:最初の条件をチェックelif:ifが当てはまらなかったときに、次の条件をチェックelse:どの条件にも当てはまらなかったときに実行
👉 つまり「条件を順番に試していく仕組み」です。
書き方の例
if 条件1:
処理1
elif 条件2:
処理2
elif 条件3:
処理3
else:
どの条件にも当てはまらないときの処理
Pythonelifはいくつでも書けます。- 各行の最後には コロン(:) を忘れないようにしましょう。
実際の例
文字列が「数字」か「アルファベット」かを判定するプログラム:
string = input("文字列を入力してください: ")
if string.isdecimal():
print(string, "は数字です")
elif string.isalpha():
print(string, "はアルファベットです")
else:
print(string, "は数字でもアルファベットでもありません")
Pythonisdecimal()→ 数字かどうかを判定isalpha()→ アルファベットかどうかを判定- どちらでもなければ
elseが実行される
ポイント
- 複数の条件を順番に試したいときに
elifを使う - 最初に当てはまった条件だけが実行される
- 最後に
elseを書いておくと安心(どの条件にも当てはまらない場合の処理を用意できる)
初心者向けにまとめると、elif は「条件分岐を増やすための仲間」で、if と else の間に入れて使うものです。これを覚えると「場合分け」がぐっと柔軟になります。
👉 ここまで理解できたら、次は「複数の条件を試す簡単なゲーム」や「入力内容によってメッセージを変えるプログラム」を作ってみると練習になります。
