主な内容の要点
if文の条件式に「比較演算子」だけでなく、文字列メソッドなどの結果(True/Falseを返すもの)も使えることを紹介しています。例として、文字列が数字だけで構成されているかを判定する isdecimal() メソッドを解説。
学ぶべきポイント
- 条件式は比較だけではない
x < 10やx == 5のような比較演算子だけでなく、True/Falseを返す関数やメソッドを条件に使える。 isdecimal()メソッド- 文字列が「すべて数字」なら
Trueを返す。
- 1文字でも数字以外が含まれていれば
Falseを返す。
- 文字列が「すべて数字」なら
print("123".isdecimal()) # True
print("abc".isdecimal()) # False
Pythonif文での利用例
string = input("文字列を入力してください: ")
if string.isdecimal():
print(string, "は数字です")
else:
print(string, "は数字ではありません")
Python入力が「123」なら → True → 「123は数字です」と表示
入力が「abc」なら → False → 「abcは数字ではありません」と表示
- 処理の流れ
input()で文字列を受け取るisdecimal()で判定- 結果に応じて
ifまたはelseの処理が実行される
初心者へのヒント
- 条件式は「True/Falseを返すもの」なら何でも使える
→ 比較演算子だけでなく、文字列メソッドや関数も活用できる。 - 試してみると理解が深まる
→ 数字や文字をいろいろ入力して、結果がどう変わるか確認すると良い。
👉 まとめると、この章のポイントは「if文の条件式には比較演算子以外も使える」「文字列メソッドisdecimal()を条件にすると、入力が数字かどうかを簡単に判定できる」ということです。
数字判定以外にも、isalpha()(文字だけか判定)、isdigit()(数字か判定)などもあるので、試してみるとさらに理解が広がります。
