要点まとめ
Excel VBAでセルを扱うときは「Rangeオブジェクト」を使います。Range("A1")のように書くとセルを指定でき、その値を読み書きできます。
基本ポイント
- セル参照はRangeオブジェクト
Excel VBAでセルを操作するには「Range」を使います。
例:Range("A1")→ A1セルを参照。 - 値の代入・取得
Range("A1").Value = 10→ A1セルに「10」を入力。MsgBox Range("A1").Value→ A1セルの値を表示。 - 変数に格納して使う
Dim range1 As Range
Set range1 = Range("A1")
range1.Value = 10
VB→ Rangeを変数に入れてから操作すると、複数回使うときに便利。
- Worksheetを明示する
Worksheets("Sheet1").Range("A1")のように書くと、どのシートのセルかを指定できる。
省略すると「アクティブなシート」が対象になる。
サンプルコード
Sub テスト()
Dim range1 As Range
Set range1 = Range("A1")
range1.Value = 10
Range("C3").Value = "日本語"
End Sub
VB- A1セルに「10」を入力
- C3セルに「日本語」を入力
初心者へのアドバイス
- まずは単一セルから練習 →
Range("A1")のように書いて値を入れる。 - 変数に入れると便利 → 同じセルを何度も使うときに効率的。
- シート指定を忘れない → 複数シートを扱うときは必ず
Worksheets("名前")を付ける。
このページは「セルを参照する基本の仕組み」を解説していて、VBAの最初のステップとして理解しておくと後の応用(複数セルや範囲操作)に役立ちます。
👉 次のステップとして「複数セルの参照」や「セル範囲の操作」に進むと、表全体を扱えるようになります。
