主な内容の要点
Pythonのand演算子は「両方の条件がTrueのときだけTrueになる」仕組みです。遊園地のジェットコースターの「10歳以上かつ身長120cm以上」という条件のように、複数の条件を同時に満たすかどうかを判定するのに使います。
初心者向けポイント
and演算子の基本- 左右の条件が両方True → 結果はTrue
- どちらか一方でもFalse → 結果はFalse
- 例:ジェットコースターの条件
age = 11
height = 130
if (10 <= age) and (120 <= height):
print("お乗りいただけます")
else:
print("ご遠慮ください")
Python年齢が10歳以上 → True
身長が120cm以上 → True
両方Trueなので「お乗りいただけます」と表示される
- Falseになる場合
age = 11
height = 110
if (10 <= age) and (120 <= height):
print("お乗りいただけます")
else:
print("ご遠慮ください")
Python年齢は条件を満たすが、身長が不足 → False
結果は「ご遠慮ください」と表示される
- 論理積(AND)
andは「論理積」と呼ばれる- 真理値表(True/Falseの組み合わせ)で確認すると、両方TrueのときだけTrueになる
| Aの値 | Bの値 | A and Bの結果 |
|---|---|---|
| False | False | False |
| False | True | False |
| True | False | False |
| True | True | True |
初心者へのアドバイス
- 「かつ」の条件を表すと覚えると理解しやすい
- 条件式を組み合わせるときは、両方満たす必要があるかどうかを考える
andはよくif文と一緒に使われるので、練習すると自然に身につく
この説明をもとに、次はor演算子(「どちらかがTrueならTrue」)と比較するとさらに理解が深まります。
