主な内容の要点
Pythonのwhile文は「条件が満たされている間、同じ処理を繰り返す」ための仕組みです。初心者は「条件がFalseになるとループが止まる」ことを理解するのが大切です。
while文の基本
- 書き方
- 条件式が
Trueの間は処理を繰り返す - 行末に「:」が必要
- 処理部分はインデント(スペース4つ)で書く
- 条件式が
while 条件式:
処理1
処理2
Python- イメージ例
ATMで暗証番号を入力 → 間違っていたら再入力 → 正しい番号なら処理終了。
これが「条件が満たされるまで繰り返す」ループです。
サンプルコード
text = ""
while text != "finish": # textが"finish"でない間繰り返す
text = input("finishと入力してください: ")
print(text, "と入力されました。")
print("終了しました")
Python- 最初は
textが空文字なので条件はTrue → 繰り返し開始 - ユーザーが
finishを入力すると条件がFalse → ループ終了 python.jp
注意点
- 無限ループに注意
条件がずっとTrueのままだとプログラムが止まらない。
例:
while True:
text = input()
print(text)
Python→ 終わりがないので強制終了が必要。
初心者が覚えるべきポイント
- 条件式がTrueの間だけ繰り返す
- 条件がFalseになると終了
- インデントを正しく書く
- 無限ループに気をつける
このページは「Pythonの制御構造の最後の要素=繰り返し処理」を解説していて、初心者が「繰り返しの仕組み」を理解するための基礎を学べる内容です。
👉 次のステップとしては「for文」も学ぶと、リストや範囲を使った繰り返しが理解しやすくなります。
