Python | 応用例:「フィルタリングした結果を新しい JSON ファイルに保存する」

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前回は JSON ファイルを読み込んで条件に合うデータを抽出しました。今回はさらに一歩進めて、フィルタリングした結果を新しい JSON ファイルに保存する方法を紹介します。これにより「条件付きデータだけを別ファイルに保存・共有」できます。


サンプルコード

import json

# --- JSONファイルを読み込む ---
with open("results.json", "r", encoding="utf-8") as f:
    data = json.load(f)

# --- フィルタリング処理 ---
# 例: result が 40以上 のデータだけを抽出
filtered = []

for category, items in data.items():
    for item in items:
        if item["result"] >= 40:
            filtered.append(item)

# --- 新しい JSON ファイルに保存 ---
with open("filtered_results.json", "w", encoding="utf-8") as f:
    json.dump(filtered, f, ensure_ascii=False, indent=2)

print("フィルタリング結果を filtered_results.json に保存しました!")
Python

保存される JSON ファイルの例(filtered_results.json)

[
  {"A": 3, "B": 3, "C": 5, "result": 45},
  {"A": 5, "B": 3, "C": 3, "result": 45},
  {"A": 5, "B": 5, "C": 3, "result": 75},
  {"A": 5, "B": 3, "C": 5, "result": 75}
]

解説ポイント

  • フィルタリング結果をリストにまとめるfiltered に条件一致データを格納。
  • 新しいファイル名を指定"filtered_results.json" のように別ファイルに保存。
  • json.dump() → Python のリストや辞書を JSON 形式に変換して保存。
  • indent=2 → 見やすい整形出力。

応用の場面

  • 分析用データの抽出 → 条件に合うデータだけを別ファイルに保存。
  • 共有用データの作成 → 他の人に渡すときに必要な部分だけを保存。
  • ログ管理 → 大きなログから特定条件のエラーだけを抽出して保存。

まとめ

  • JSON を読み込んでフィルタリングした結果を 新しい JSON ファイルに保存できる。
  • json.dump() を使えば簡単に保存可能。
  • 条件付きデータを別ファイルにすることで、再利用や共有がしやすくなる。

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