主な内容の要点
- プログラム中に コメント を書くことで、後から見返したときに意図や注意点を残すことができる。
- コメントは実行時には無視され、プログラムの動作には影響しない。
コメントの書き方
- シングルクォーテーション (
') を使う
'の後ろに書かれた部分は行末までコメントとなる。 - 行頭・行中どちらにも使える
例:
vb ' 作成者:山田太郎 Range("A2").Value = 20 ' 要確認
上記のように、コードの前にも後ろにもコメントを付けられる。 - 一時的にコードを実行させないようにする方法
実行したくない行の先頭に'を付けてその行をコメント化すれば、その行は実行されなくなる。
後でまた実行したい場合は'を外せばよい。
複数行まとめてコメント/コメント解除
- VBAには “複数行を一括でコメントにする専用の記法” はない。
- 代替手段として、複数行を選択した状態で「コメント ブロック」機能を使って、選択行すべてに
'を挿入する。 - 同様に、「非コメント ブロック」機能で先頭の
'を一括削除してコメントを解除できる。 - これらの機能は、VBE(Visual Basic Editor)上でツールバーに追加するカスタム設定が可能。
