主な内容の要点
Excel VBAにおける「プロパティ」と「メソッド」
- プロパティ (Property)
- オブジェクトが持つ「状態」や「設定」を表す情報。
- 値を取得したり、新しい値を設定できる。
- 例:
Range("A1").Value→ セルA1の値を取得Range("A1").Font.ColorIndex = 3→ セルA1の文字色を赤に設定
- メソッド (Method)
- オブジェクトに対して「処理」を実行する命令。
- 例:
Range("B2").Delete→ セルB2を削除Range("B2").Delete Shift:=xlShiftToLeft→ セル削除後、左方向に詰める
書き方の基本
- プロパティ指定:
オブジェクト.プロパティ名- メソッド実行:
オブジェクト.メソッド名- 引数を持つメソッドは次のように書く:
オブジェクト.メソッド名 引数名1:=値1, 引数名2:=値2, ...ポイントまとめ
- プロパティ → オブジェクトの状態を参照・変更する
- メソッド → オブジェクトに処理を実行させる
- どのプロパティやメソッドが使えるかは、対象のオブジェクトによって異なる