主な内容の要点
整数リテラルとは
- 整数リテラル = プログラム中に直接書く「整数の値」のこと
例:10,200,0
表記できる進数
Javaでは整数をいろいろな進数で書けます。
- 10進数(普段の数字):
123 - 2進数:
0b1111(先頭に0bまたは0Bをつける) - 8進数:
077(先頭に0をつける) - 16進数:
0x1A(先頭に0xまたは0Xをつける)
👉 どの進数で書いても、出力するときは10進数で表示される。
注意点
"123"(ダブルクォーテーションで囲む)→ これは文字列リテラルで、計算に使えない123(そのまま書く)→ これは整数リテラルで、計算や変数代入に使える
サンプルコード
class JSample {
public static void main(String[] args) {
System.out.println(123); // 10進数
System.out.println(0x3F01); // 16進数
System.out.println(45 + 75); // 計算結果を出力
}
}
Java実行結果
123
16129
120
まとめ
- 整数リテラルは「プログラムに直接書く整数」
- 10進数・2進数・8進数・16進数で書ける
- 出力するときは必ず10進数で表示される
"123"は文字列、123は整数 → ここを混同しないことが大事
初心者がつまずきやすいのは 「文字列と整数の違い」 です。
