主な内容の要点
Javaでの変数の宣言の基本
- 変数を使う前に必ず宣言が必要
→ 「この名前の箱を用意して、この種類のデータを入れるよ」とコンピュータに伝える作業。 - 書き方の基本
データ型 変数名;
例:
int height; // 整数を入れる箱
char c; // 1文字を入れる箱
複数の変数をまとめて宣言
- 同じ型ならカンマで区切って一度に宣言できる
int age, height;
- ただし、別々に書いた方がコメントを付けやすく、読みやすい場合もある。
宣言しないで使うとエラー
- 変数を宣言せずに値を代入するとエラーになる。
count = 0; // 宣言してないのでエラー
- 必ず「宣言 → 値を代入」の順番で使う。
Java 10以降の便利機能
varを使うと型を省略できる（型推論）。
var age = 20; // 自動的にint型と判断される
サンプルコード
class JSample {
public static void main(String[] args) {
int age, height;
age = 20;
height = 184;
System.out.println("年齢：" + age);
System.out.println("身長：" + height);
}
}
int age, height;で変数を宣言- 値を代入してから
System.out.printlnで出力
まとめ
- 変数は「型」と「名前」をセットで宣言する必要がある
- 同じ型ならまとめて宣言できる
- 宣言せずに使うとエラーになる
- Java 10以降は
varで型を省略できる
初心者向けに一言で言うと、「変数はデータを入れる箱。箱を使う前に『この箱は何を入れるか』を宣言する必要がある」というイメージです。
プログラミングを始めたばかりなら、まずは「宣言してから代入する」という流れを体で覚えるのが大事です。