主な内容の要点
基本の演算子
Javaで数値を計算するときに使う演算子は次の通りです:
| 演算子 | 例 | 意味 |
|---|---|---|
+ | A + B | 足し算 |
- | A - B | 引き算 |
* | A * B | 掛け算 |
/ | A / B | 割り算 |
% | A % B | 割った余り(剰余) |
サンプルコード
class Sample {
public static void main(String[] args) {
System.out.println(10 + 4); // 14
System.out.println(9 - 2); // 7
System.out.println(3 * 8); // 24
System.out.println(7 / 3); // 2 ←整数同士の割り算は小数点以下切り捨て
System.out.println(7 % 3); // 1
}
}
Java注意ポイント
- 整数同士の割り算
10 / 4→2(小数点以下は切り捨て)10.0 / 4.0→2.5(小数を含めると正確に計算される) - 型変換(自動的に行われる)
intとdoubleを計算すると、intがdoubleに変換される- 例:
10 + 4.0→14.0
- 0で割る場合
intの場合 → 実行時エラー(ArithmeticException)doubleやfloatの場合 →InfinityやNaNになる
まとめ
+ - * / %が基本の算術演算子- 整数同士の割り算は小数点以下が切り捨てられる
- 型が違うときは自動で大きい型に変換される(例: int → double)
- 0で割るときは型によって挙動が違う
👉 初心者のうちは「整数同士の割り算は小数が消える」点と「0で割るとエラーになる」点を特に意識すると良いです。

