JavaScript | typeof 演算子

主な内容の要点

typeof 演算子の基本

• 役割：値の「データ型」を調べて、その型を表す文字列を返す。
• 書き方：

typeof 値

typeof 値

主な返り値の例

注意ポイント

• 配列やオブジェクトは全部 "object" と返る。
• 関数だけは特別に "function" と返る。
• null は "object" と返る（JavaScriptの歴史的な仕様）。

実用例

typeof の結果は文字列なので、条件分岐に使える。

let num = 18;

if (typeof num === "number") {
  console.log("数値です");
}

let num = 18;

if (typeof num === "number") {
  console.log("数値です");
}

→ 「数値です」と表示される。

まとめ

• typeof は 値の型を文字列で返す演算子。
• 基本型（数値・文字列・真偽値など）はそのまま返る。
• オブジェクト系は "object"、関数は "function"。
• null が "object" になるのはよくある落とし穴。

初心者の方はまず「typeof を使えば型を調べられる」と覚えておけばOKです。
次のステップとして「配列やnullの扱いがちょっと特殊」と意識すると理解が深まります。