Excel関数 逆引き集 | マスク表示 → REPT

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概要

「パスワードを“●●●●”のように隠して表示したい」
「社員番号の一部だけ伏せたい」
「文字数だけは見せたいが、中身は見せたくない」

こういう “マスク表示(伏字表示)” を Excel で実現する時に便利なのが REPT 関数です。

REPT は
「指定した文字を、指定した回数だけ繰り返す」
というシンプルな関数ですが、
LEN と組み合わせることで “文字数に応じたマスク表示” が簡単に作れます。

ここでは、初心者向けに
REPT を使ったマスク表示の基本・応用・テンプレートを
例題つきで丁寧に解説します。


REPT 関数の基本

書式

=REPT(文字, 回数)

例:

=REPT("●",5)

結果:

●●●●●

この「繰り返し表示」を、
LEN(文字数カウント) と組み合わせることで、
「入力された文字数だけマスクを表示する」
という仕組みが作れます。


基本パターン:文字数に応じてマスク表示

例:A2 の文字数だけ“●”を表示する

=REPT("●", LEN(A2))

A2 が「abc123」なら LEN(A2)=6 なので、

●●●●●●

と表示されます。

中身は見せず、文字数だけ伝えたいときに便利です。


応用1:先頭だけ見せて残りをマスク

例:先頭1文字だけ表示し、残りを“●”で隠す

=LEFT(A2,1) & REPT("●", LEN(A2)-1)

A2 が「Yamada」なら、

Y●●●●●

となります。

ID や名前の一部だけ見せたいときに使えます。


応用2:末尾だけ見せて前をマスク

例:末尾4桁だけ表示し、それ以外をマスク

=REPT("●", LEN(A2)-4) & RIGHT(A2,4)

A2 が「123456789」なら、

●●●●●6789

クレジットカード番号・会員番号などの部分表示に便利です。


応用3:中央部分だけマスク(前後は見せる)

例:先頭2文字+末尾2文字を残し、中央をマスク

=LEFT(A2,2) & REPT("●", LEN(A2)-4) & RIGHT(A2,2)

A2 が「ABCDEFGHI」なら、

AB●●●●GH

「一部だけ伏せたい」ケースでよく使うパターンです。


応用4:マスク文字を自由に変更する

REPT の第1引数は好きな文字にできます。

例:* でマスクしたい場合

=REPT("*", LEN(A2))

例:× でマスクしたい場合

=REPT("×", LEN(A2))

用途に応じてマスク記号を変えられます。


応用5:入力が空欄のときは空欄のままにする

A2 が空欄のときに
「マスク表示だけ出てしまう」
というのを避けたい場合は IF を組み合わせます。

=IF(A2="","",REPT("●",LEN(A2)))

空欄 → 空欄
入力あり → マスク表示

という動きになります。


マスク表示の“型”まとめ

文字数分マスク

=REPT("●", LEN(A2))

先頭1文字だけ見せる

=LEFT(A2,1) & REPT("●", LEN(A2)-1)

末尾4桁だけ見せる

=REPT("●", LEN(A2)-4) & RIGHT(A2,4)

前後2文字だけ見せる

=LEFT(A2,2) & REPT("●", LEN(A2)-4) & RIGHT(A2,2)

空欄はマスクしない

=IF(A2="","",REPT("●",LEN(A2)))

例題

問題1

A2 の文字数だけ“●”を表示したいです。
REPT と LEN を使った式を書いてください。

=REPT("●", LEN(A2))

問題2

A2 の先頭1文字だけ表示し、残りを“●”でマスクしたいです。
LEFT、REPT、LEN を使った式を書いてください。

=LEFT(A2,1) & REPT("●", LEN(A2)-1)

問題3

A2 の末尾4桁だけ表示し、それ以外を“●”でマスクしたいです。
REPT、LEN、RIGHT を使った式を書いてください。

=REPT("●", LEN(A2)-4) & RIGHT(A2,4)

問題4

A2 の前後2文字だけ表示し、中央を“●”でマスクしたいです。
LEFT、RIGHT、REPT、LEN を使った式を書いてください。

=LEFT(A2,2) & REPT("●", LEN(A2)-4) & RIGHT(A2,2)

問題5

A2 が空欄のときは空欄のまま、
入力があるときだけマスク表示したいです。
IF、REPT、LEN を使った式を書いてください。

=IF(A2="","",REPT("●",LEN(A2)))

REPT は「繰り返し表示」というシンプルな関数ですが、
LEN と組み合わせることで 柔軟なマスク表示 が自由自在に作れます。
ID・パスワード・個人情報の伏せ字など、実務での出番も多いので、
ぜひ“マスク表示の型”として覚えておいてください。

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