Excel関数 逆引き集 | 平均を求める → AVERAGE

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概要

「テストの平均点を出したい」「売上の平均を知りたい」
そんなときに使うのが AVERAGE 関数(アベレージ関数)です。

AVERAGE は、指定したセルや範囲の「平均値(合計 ÷ 個数)」を自動で計算してくれる関数です。
=SUM(A1:A5)/5 のように自分で割り算を書かなくても、=AVERAGE(A1:A5) と一発で書けるのがポイントです。

ここでは、プログラミング初心者でも迷わないように、
基本の使い方から、よくあるパターン、テンプレート、例題まで丁寧に解説します。


AVERAGE 関数の基本

基本の書式と考え方

AVERAGE 関数の基本形は次の通りです。

=AVERAGE(数値1, [数値2], …)

「数値1」のところには、セル範囲(例:A1:A10)、単独のセル(例:B2)、直接書いた数値(例:100)などを指定できます。

一番よく使う形は「範囲を1つ指定する」パターンです。

=AVERAGE(A1:A10)

これは「A1 から A10 までのセルの平均値」を意味します。
中でやっていることは「A1〜A10 の合計 ÷ 個数」ですが、それを自動でやってくれます。


なぜ SUM ÷ 個数 ではなく AVERAGE を使うのか

例えば、A1〜A5 の平均を出したいとき、
=SUM(A1:A5)/5 と書くこともできますが、
データの個数が変わるたびに「割る数」を手で直さないといけません。

=AVERAGE(A1:A5) なら、
範囲の中に何個データがあっても、自動で「合計 ÷ 個数」を計算してくれます。
行を挿入・削除しても、範囲さえ正しければ平均値は正しく更新されます。


基本パターン:よく使う AVERAGE の書き方

連続した範囲の平均を求める

最も基本的なパターンです。

例:A1〜A10 の平均を求める

=AVERAGE(A1:A10)

これは「A1 から A10 までのセルの平均値」を意味します。

離れたセル・範囲をまとめて平均する

離れた場所にあるセルや範囲も、カンマで区切って一度に平均できます。

例:A1〜A5 と C1〜C5 の平均

=AVERAGE(A1:A5, C1:C5)

例:特定のセルだけを平均(B2、B4、B6)

=AVERAGE(B2, B4, B6)

例:範囲と単独の数値を混ぜる

=AVERAGE(A1:A5, 100)

実務でよくある AVERAGE の使い方

行方向・列方向の平均

点数表や売上表などで、「縦の平均」「横の平均」を出すのは定番です。

例:B2〜B10(1月の売上)の平均

=AVERAGE(B2:B10)

例:B2〜G2(1人分の1〜6月の平均売上)

=AVERAGE(B2:G2)

このように、「列の平均」「行の平均」をそれぞれ AVERAGE で書くのが基本パターンです。

オートSUM の隣の「平均」ボタンで一瞬で出す

リボンの「Σ(オートSUM)」の近くにある「平均」ボタンを使うと、
=AVERAGE(…) を自動で入れてくれます。

イメージとしては、

  1. 平均を表示したいセルを選ぶ
  2. 「平均」ボタンを押す
  3. Excel が自動で範囲を推測してくれるので、Enter で確定

という流れです。
手入力が不安なときや、素早く平均を出したいときに便利です。


AVERAGE を使うときに注意したいポイント

文字列や空白セルはどう扱われるか

AVERAGE は、基本的に「数値だけ」を対象にします。
範囲の中に空白セルや文字列が混ざっていても、それらは平均の計算から除外されます。

例えば、A1〜A5 が
10、20、(空白)、30、40
だった場合、

=AVERAGE(A1:A5)

は「10, 20, 30, 40 の平均」として計算されます(4つで割る)。

ただし、「数字に見える文字列」(例:"100")は扱いがややこしくなることがあるので、
基本的には「ちゃんと数値として入力されているか」を意識しておくと安心です。

エラー値が混ざっていると AVERAGE もエラーになる

範囲の中に #DIV/0!#VALUE! などのエラーがあると、
AVERAGE の結果もエラーになります。

この場合は、

  • エラーの原因を取り除く
  • IFERROR などでエラーを別の値(0 など)に置き換える

といった対策が必要です。


AVERAGE のテンプレート集

基本の平均

=AVERAGE(A1:A10)

離れた範囲をまとめて平均

=AVERAGE(A1:A10, C1:C10)

特定セルだけを平均

=AVERAGE(B2, B4, B6)

行の平均(横方向)

=AVERAGE(B2:G2)

列の平均(縦方向)

=AVERAGE(B2:B100)

例題

問題1

A1〜A5 に 5人分のテストの点数が入力されています。
この 5人の平均点を求める式を、AVERAGE 関数を使って書いてください。

=AVERAGE(A1:A5)

問題2

B2〜B10 に「1月の売上」、C2〜C10 に「2月の売上」が入っています。
1月と2月の売上をすべてまとめた「全体の平均売上」を求める式を書いてください。

=AVERAGE(B2:B10, C2:C10)

問題3

D2、F2、H2 に「特定商品の売上」が入っています。
この 3つのセルの平均売上を求めたいです。
AVERAGE 関数を使った式を書いてください。

=AVERAGE(D2, F2, H2)

問題4

B2〜G2 に「ある社員の1〜6月の売上」が入っています。
この社員の半年分の平均売上を求める式を書いてください。

=AVERAGE(B2:G2)

問題5

B2〜B100 に「売上金額」が入っています。
この列全体(B2〜B100)の平均売上を求める式を書いてください。

=AVERAGE(B2:B100)

AVERAGE は、「データの真ん中あたりの値」をざっくりつかむための入口です。
SUM とセットでしっかり使いこなせるようになると、
「このデータはだいたいどのくらいなのか?」を一瞬で把握できるようになります。

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