Excel関数逆引き集 | 条件を満たす件数 → COUNTIF

Excel

2021.01.042025.12.04

概要

COUNTIFは「指定した範囲の中で、条件に一致するセルの件数」を数える関数です。文字一致（例: “東京”）、数値の比較（例: “>=100″）、部分一致（ワイルドカード）まで対応します。1条件のみの集計に最適で、複数条件はCOUNTIFSを使います。

=COUNTIF(A2:A200, "東京")

=COUNTIF(A2:A200, "東京")

=COUNTIF(B2:B200, ">=100")

=COUNTIF(C2:C200, "*プロモ*")

=COUNTIF(D2:D200, ">=" & H1)

例1: 地域が「東京」の行数を数える
- ポイント: 大文字小文字: 無視されます。
- ポイント: テーブル参照: 行追加に自動で追従。

=COUNTIF(売上[地域], "東京")

=COUNTIF(売上[金額], ">=100")

=COUNTIF(商品[名前], "*限定*")

=COUNTIF(A2:A200, "")

=COUNTIF(A2:A200, H1)

=COUNTIF($A$2:$A$200, H1)

=COUNTIF(売上[月], "12月")

数値に見えるテキストが混在（判定が狂う）
- 原因: “123”が文字列扱いだと “>=100” で正しく判定されないことがある。
- 対策: データ統一: 入力規則・セル書式を数値に。必要なら VALUE で数値化して別列を作る。
日付判定が効かない
- 原因: テキスト日付やロケール差。
- 対策: セル参照で比較: ">=" & H1 のように結合し、H1に正しい日付を入力。
OR条件にしたい（例: 東京または大阪）
- 対策: 式を足し合わせる。

=COUNTIF(A2:A200, "東京") + COUNTIF(A2:A200, "大阪")

=COUNTIFS(A2:A200, "東京", B2:B200, "12月")

空白と空文字(“”)の扱い
- 注意: COUNTIFの条件 “” は空白セルと空文字をまとめて数えます。数式で “” を返すセルも「空」とみなされます。

期間内の件数（開始〜終了をセルで指定） H1=開始日、H2=終了日
- 説明: 「開始以上」から「終了より後」を差し引いて期間内を数える簡潔パターン。

=COUNTIF(D2:D200, ">=" & H1) - COUNTIF(D2:D200, ">" & H2)

=COUNTIF(A2:A200, H1) + COUNTIF(A2:A200, H2) + COUNTIF(A2:A200, H3)

=COUNTIF(B2:B200, "<>")

=COUNTIF(C2:C200, ">=" & H3)

=COUNTIF(A2:A200, "東京")

=COUNTIF(B2:B200, ">=100")

=COUNTIF(C2:C200, "*限定*")

=COUNTIF(D2:D200, ">=" & H1)