主な内容の要点
Javaで「多次元配列」を扱う方法を解説しているページです。ポイントは「配列の中にさらに配列を入れることができる」という考え方で、2次元配列や3次元配列を作れるということです。
多次元配列の基本
- 1次元配列:値を並べて管理する(例:
int[] num)。 - 2次元配列:配列の要素に別の配列を格納する(例:
int[][] num)。 - 3次元配列:さらにその配列の要素に2次元配列を格納する。
→ 総称して「多次元配列」と呼ぶ。
宣言の仕方
- 2次元配列を宣言する書き方は以下のように角括弧が2つになる:
int[][] num;
Java- 他の書き方も可能だが、初心者はこの形を覚えれば十分。
作成の仕方
- 外側の配列を作成するときは「要素数」を指定する:
num = new int[2][];
Java→ この時点では「中の配列」はまだ作られていない。
- 中の配列を作るにはさらに
new int[3]のように指定する:
num[0] = new int[3];
num[1] = new int[3];
Java値の代入とアクセス
- 値を入れるときは
[外側のインデックス][内側のインデックス]を使う:
num[0][0] = 87;
num[0][1] = 58;
num[1][2] = 80;
Java- 取り出すときも同じ書き方でアクセスできる。
まとめて作成する方法
- 内側の配列の要素数がすべて同じなら、まとめて作成できる:
int[][] num = new int[2][3];
Java→ 外側が「2つの配列」、内側が「それぞれ3つの要素」を持つ。
初心者へのアドバイス
- まずは2次元配列から練習すると理解しやすい。
- 「表(行と列)」をイメージすると分かりやすい。
num[行][列]という形でアクセスする、と覚えると良い。
このページは「Javaで多次元配列をどう宣言・作成・利用するか」を丁寧に説明しており、配列の中に配列を入れる仕組みを理解するのが最大のポイントです。
