Java | 整数と小数の混在計算

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1. 整数型と浮動小数点型の違い

  • 整数型(int など) → 小数点を持たない数(例: 5, -3, 100)
  • 浮動小数点型(double, float) → 小数点を持つ数(例: 3.14, 0.5, -2.7)

Java では、整数と小数を一緒に計算すると、自動的に小数(double 型)に変換される というルールがあります。
これを 型の自動変換(型の昇格) と呼びます。


2. 実際の例題

例1: 整数と小数の足し算

class Example4 {
    public static void main(String[] args) {
        int a = 5;
        double b = 2.5;
        double result = a + b;
        System.out.println(result);
    }
}
Java

👉 出力: 7.5
整数 5 が自動的に 5.0 に変換されてから計算されます。


例2: 割り算の違い

class Example5 {
    public static void main(String[] args) {
        int x = 5;
        int y = 2;
        System.out.println(x / y);     // 整数同士の割り算
        System.out.println(x / 2.0);   // 整数と小数の割り算
    }
}
Java

👉 出力:

2
2.5
  • 整数同士の割り算 → 小数点以下は切り捨て
  • 小数が混ざると → 自動的に小数計算になる

例3: 明示的に型を変換(キャスト)

class Example6 {
    public static void main(String[] args) {
        int a = 7;
        int b = 2;
        double result = (double)a / b; // aをdoubleに変換
        System.out.println(result);
    }
}
Java

👉 出力: 3.5
キャスト (double)a を使うと、整数を小数に変換して計算できます。


まとめ

  • 整数と小数を混ぜると、自動的に小数(double)に変換される
  • 整数同士の割り算は小数点以下が切り捨てられる
  • 必要に応じて (double) でキャストして正確な計算をする

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