主な内容の要点
Arrays.copyOfRange を使うと、配列の一部だけを取り出して新しい配列を作れる。初心者は「配列の切り出し」に便利な方法として覚えると良い。
初心者向けポイント
- 目的
配列の全部ではなく「一部分」だけをコピーして新しい配列を作りたいときに使う。 - 使うメソッド
Arrays.copyOfRange(元の配列, 開始位置, 終了位置)- 開始位置(
from)は含む - 終了位置(
to)は含まない(直前までコピー)
- 開始位置(
- 例
import java.util.Arrays;
int[] src = {12, 24, 18, 35, 21};
int[] dst = Arrays.copyOfRange(src, 1, 4);
System.out.println(Arrays.toString(src)); // [12, 24, 18, 35, 21]
System.out.println(Arrays.toString(dst)); // [24, 18, 35]
Java→ src[1] から src[3] までがコピーされる。
- 注意点
fromが負の数や配列の長さを超えるとエラーfrom > toでもエラーoriginalがnullならエラー
- 戻り値
指定範囲の要素を含む新しい配列。必要に応じて切り詰められたり、足りない部分はゼロで埋められる。
初心者へのアドバイス
- 「配列の一部を取り出す」=コピーして新しい配列を作るという考え方を持つと理解しやすい。
copyOfRangeは「開始位置を含み、終了位置を含まない」というルールを必ず覚えておこう。- 実際にコードを書いて、範囲を変えて試すと直感的に理解できる。
このページは「配列の部分コピー」を学ぶための基本的な解説です。初心者はまず copyOfRange の使い方とルール を押さえておけば十分です。
