主な内容の要点
Javaで配列の要素を逆順に並べ替えるには、先頭と末尾の要素を入れ替えながら中央に向かって進めるという方法を使います。初心者でも理解しやすいのは、for文を使って一つずつ入れ替えるやり方です。
ポイント解説
- 基本の考え方
- 配列の最初の要素と最後の要素を入れ替える
- 次に、2番目と最後から2番目を入れ替える
- これを中央まで繰り返すと、逆順に並び替えられる
- サンプルコード
import java.util.Arrays;
class JSample {
public static void main(String[] args) {
int[] src = {12, 24, 18, 31, 17};
System.out.println(Arrays.toString(src)); // [12, 24, 18, 31, 17]
for (int f = 0, l = src.length - 1; f < l; f++, l--) {
int temp = src[f];
src[f] = src[l];
src[l] = temp;
}
System.out.println(Arrays.toString(src)); // [17, 31, 18, 24, 12]
}
}
Java- コードのポイント
fは先頭から進むインデックスlは末尾から進むインデックスtempを使って一時的に値を保存し、入れ替えを行うf++とl--で両端から中央に近づいていく
- 実行結果
- 入れ替え前:
[12, 24, 18, 31, 17] - 入れ替え後:
[17, 31, 18, 24, 12]
- 入れ替え前:
初心者向けアドバイス
- 配列の「逆順並べ替え」は、入れ替えの仕組みを理解する練習に最適です。
for文の条件や変数の動きを紙に書いて追いかけると理解が深まります。- 慣れてきたら、
Collections.reverse()のような便利メソッドもあるので、両方覚えておくと良いです。
要するに、「両端から順番に入れ替えていく」というシンプルな考え方で、配列を逆順に並べ替えられることを学ぶページです。
