主な内容の要点
if文は「条件によって処理を分ける」ための基本構文です。初心者は「もし〜なら〜する」と覚えると理解しやすいです。
if文の基本
- 役割: 条件式を評価して、結果が
trueなら処理を実行、falseならスキップ。 - 書き方:
if (条件式) {
// 条件がtrueのときに実行される処理
}
Java- 条件式:
boolean型の値を返す式。多くは比較演算子(==,>,<など)や論理演算子(&&,||)を組み合わせて書く。
基本例
int num = 4;
if (num % 2 == 0) {
System.out.println("偶数です");
}
Java👉 numが偶数なら「偶数です」と表示。奇数なら何も表示しない。
else文との組み合わせ
- if..else: 条件が
trueならifブロック、falseならelseブロックを実行。
int num = 5;
if (num % 2 == 0) {
System.out.println("偶数です");
} else {
System.out.println("奇数です");
}
Javaelse ifで複数条件
- if..else if..else: 複数の条件を順番に評価し、最初に
trueになったブロックだけ実行。
int point = 74;
if (point > 90) {
System.out.println("判定Aです");
} else if (point > 70) {
System.out.println("判定Bです");
} else {
System.out.println("判定Cです");
}
Java👉 90点以上ならA、71〜90点ならB、70点以下ならC。
実務での使いどころ
- 入力チェック: 空文字や不正値を判定して処理を分ける。
- 条件分岐: 点数や状態に応じて異なるメッセージや処理を実行。
- フィルタリング: データを条件で選別する。
初心者向けポイント
- 必ず条件式はtrue/falseに評価される。
- 複数条件は上から順に判定される。最初にtrueになったらそこで終了。
- 処理が1行だけなら
{}を省略できるが、初心者は付けておく方が安全。
まとめると、if文は「もし〜なら〜する」構文で、elseやelse ifを組み合わせると複雑な条件分岐ができる。プログラミングの基礎中の基礎なので、必ず押さえておきたいポイントです。
