プログラミング初心者向け:if文のやさしい解説
プログラミングでよく出てくる「条件分岐」の基本が if文 です。
一言でいうと、「もし〜なら〜する」 というルールをコードで書くための仕組みです。
基本の形
if (条件式) {
// 条件がtrueのときに実行される処理
}
Java- 条件式 → 「〜なら」という部分。結果は必ず
true(真)かfalse(偽)になる。 - 処理ブロック →
{}の中に「やりたいこと」を書く。
例題1:偶数かどうか判定
int num = 4;
if (num % 2 == 0) {
System.out.println("偶数です");
}
Java👉 num % 2 == 0 が true なら「偶数です」と表示。
もし num = 5 なら条件は false なので何も表示されない。
elseを使うと「そうでなければ」
int num = 5;
if (num % 2 == 0) {
System.out.println("偶数です");
} else {
System.out.println("奇数です");
}
Java👉 偶数なら「偶数です」、そうでなければ「奇数です」と表示。
else ifで複数条件を順番に判定
int score = 74;
if (score >= 90) {
System.out.println("A判定");
} else if (score >= 70) {
System.out.println("B判定");
} else {
System.out.println("C判定");
}
Java👉 90点以上ならA、70〜89点ならB、それ以外はC。
実務でよくある使い方
1. 入力チェック
String name = "";
if (name.isEmpty()) {
System.out.println("名前を入力してください");
} else {
System.out.println("こんにちは " + name + " さん");
}
Java2. ログイン判定
boolean isLoggedIn = false;
if (isLoggedIn) {
System.out.println("マイページへようこそ");
} else {
System.out.println("ログインしてください");
}
Java3. データ処理の分岐
int price = 1200;
if (price > 1000) {
System.out.println("高額商品です");
} else {
System.out.println("お買い得商品です");
}
Java初心者が覚えるべきポイント
- 条件式は必ずtrue/falseになる
→==,>,<,!=などの比較演算子をよく使う。 - 複数条件は上から順に判定される
→ 最初にtrueになったブロックだけ実行される。 - 処理が1行でも
{}を付ける習慣
→ バグ防止&読みやすさアップ。
まとめ
if→ 「もし〜なら〜する」else→ 「そうでなければ〜する」else if→ 「さらに別の条件なら〜する」- 実務では「入力チェック」「状態判定」「条件による処理分け」で大活躍。
👉 次のステップとして、「複数条件を組み合わせる(&& や ||)」や「ネストしたif」を学ぶと、さらに柔軟な分岐が書けるようになります。
