では、身近なシナリオを使って if 文をさらにかみ砕いて説明します。
学校の成績判定
テストの点数によって評価を分ける例です。
int score = 85;
if (score >= 90) {
System.out.println("A判定:とてもよくできました!");
} else if (score >= 70) {
System.out.println("B判定:よくできました");
} else if (score >= 50) {
System.out.println("C判定:もう少しがんばりましょう");
} else {
System.out.println("D判定:次回はもっと勉強しましょう");
}
Java👉 点数に応じて「A〜D判定」が表示されます。
ポイント: 上から順に判定され、最初に当てはまったものだけが実行されます。
ショッピングサイトの割引判定
購入金額によって割引率を変える例です。
int totalPrice = 12000;
if (totalPrice >= 10000) {
System.out.println("20%割引が適用されます!");
} else if (totalPrice >= 5000) {
System.out.println("10%割引が適用されます!");
} else {
System.out.println("割引はありません");
}
Java👉 1万円以上なら20%割引、5000円以上なら10%割引、それ以下は割引なし。
ポイント: 実務では「条件によって料金やサービスを変える」場面でよく使います。
信号機の例
信号の色によって行動を変える例です。
String signal = "yellow";
if (signal.equals("red")) {
System.out.println("止まれ");
} else if (signal.equals("yellow")) {
System.out.println("注意して進め");
} else if (signal.equals("green")) {
System.out.println("進め");
} else {
System.out.println("信号が不明です");
}
Java👉 赤なら止まる、黄なら注意、緑なら進む。
ポイント: 文字列の比較は == ではなく .equals() を使う。
まとめ
ifは「もし〜なら〜する」elseは「そうでなければ〜する」else ifは「さらに別の条件なら〜する」- 実務では「成績判定」「割引計算」「状態チェック」などで大活躍。
