Java | switch文リファクタ手法の比較

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では「switch → 戦略パターン → enum+戦略 → Map+ラムダ」の流れを整理して、どの場面でどの手法を選ぶべきかを比較表にまとめますね。


switch文リファクタ手法の比較

手法特徴メリットデメリット適用場面
switch文値ごとに分岐シンプルで直感的caseが増えると肥大化、フォールスルーの危険小規模な分岐、学習用
戦略パターンインターフェース+クラス分割責務分離、拡張性高い、テスト容易クラス数が増える、やや冗長大規模処理、複雑なロジック
enum+戦略enumに戦略を紐付け型安全、拡張容易、switch不要enumに依存する設計になる状態管理、ステータス制御
Map+ラムダキーと処理をMapに登録軽量、シンプル、追加容易複雑処理には不向き、テスト分離しづらい小規模分岐、簡単な処理切替

選び方の指針

  • 小規模・簡単な分岐 → switch文 or Map+ラムダ
  • 中規模・複雑な処理 → 戦略パターン
  • 状態管理やステータス制御 → enum+戦略
  • 拡張性・保守性を重視 → 戦略パターン/enum+戦略

実務での使い分け例

  • 注文ステータス管理 → enum+戦略(型安全で拡張性が高い)
  • 支払い方法の処理 → 戦略パターン(外部サービス連携など複雑化しやすい)
  • ログレベル出力 → Map+ラムダ(軽量で十分)
  • 簡単なメニュー選択 → switch文(学習用や小規模ならOK)

👉 これで「どの場面でどの手法を選ぶべきか」が整理できました。
次のステップとして、実際の業務コードを題材に「どのリファクタ手法が最適か」を一緒に検討してみるとさらに理解が深まります。

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