主な内容の要点
1. 何をするもの?
- インクリメント演算子(
++):数値を 1増やす - デクリメント演算子(
--):数値を 1減らす
let num = 5;
num++; // numは6になる
num--; // numは5に戻る
JavaScript2. 前置と後置の違い
- 前置(
++num/--num)
→ 先に値を変えてから、その結果を返す - 後置(
num++/num--)
→ いったん元の値を返してから、その後に値を変える
let a = 5;
let b = a++; // b = 5, a = 6
let c = ++a; // a = 7, c = 7
JavaScript3. よく使う場面
- ループ処理(for文など)でカウンタを増やすときに大活躍
for (let i = 0; i < 3; i++) {
console.log(i);
}
// 出力: 0, 1, 2
JavaScript4. 注意点
- 単独で使うときは前置・後置の違いはほぼ気にしなくてOK
- でも「代入と組み合わせる」ときは結果が変わるので要注意
まとめ
++と--は「+1」「-1」を簡単に書ける便利な記号- 前置は“先に変える”、後置は“後で変える”
- ループ処理でよく使う
こういう「ちょっとした省略記法」を覚えると、コードがスッキリして読みやすくなります。
