主な内容の要点
JavaScriptでエラーが起きるとプログラムが途中で止まってしまいます。これを防ぐために try...catch文 を使うと、エラーをキャッチして安全に処理を続けられます。
ポイント解説
- エラーが発生するとプログラムは強制終了する
例:数値とBigIntを足そうとするとTypeErrorが出て処理が止まる。 try...catch文でエラーを処理できる
書き方は次のようになります:
try {
// エラーが起きるかもしれない処理
} catch(e) {
// エラーが起きたときの処理
console.error(e);
}
Pythontryブロック
エラーが起きる可能性のあるコードを書く場所。catchブロック
エラーが発生したときに実行される処理を書く場所。catch(e)のeにはエラーの内容(通常はErrorオブジェクト)が入る。- プログラムを止めずに続行できる
例:エラーが出てもnullを返すようにしておけば、その後の処理は止まらず最後まで動く。
初心者へのアドバイス
- まずは「エラーが出ても止まらない」ことを体験する
try...catchを使って、わざとエラーを起こしてみると理解しやすいです。 console.error(e)を活用
エラーの内容を確認できるので、デバッグに役立ちます。- 安全なコードを書く習慣
ユーザー入力や外部データを扱うときは、必ずtry...catchで囲むようにすると安心。
👉 要するに、try...catchは「エラーが出てもプログラムを止めずに安全に処理を続けるための仕組み」です。
試しに、数値とBigIntを足すコードを try...catch で囲んでみると違いがよく分かります。

