では、JavaScriptで undefinedを活用した簡単プログラム例 を作ってみましょう。
初心者向けに「値が入っているかどうかで動作を変える」例です。
例:名前が入力されているか確認するプログラム
// ユーザーの名前を格納する変数
let userName;
// 名前が入力されているか確認
if (typeof userName === 'undefined') {
console.log('名前がまだ入力されていません。');
} else {
console.log('こんにちは、' + userName + 'さん!');
}
// 名前を設定して再度確認
userName = 'たろう';
if (typeof userName === 'undefined') {
console.log('名前がまだ入力されていません。');
} else {
console.log('こんにちは、' + userName + 'さん!');
}
JavaScript実行結果
名前がまだ入力されていません。
こんにちは、たろうさん!
ポイント解説
- 変数
userNameは最初に値が入っていないので undefined です。 typeof userName === 'undefined'で値の有無をチェックできます。- 名前を代入すると、
undefinedではなくなるので「こんにちは、○○さん!」と表示されます。
💡 イメージ
「箱(変数)が空っぽ → 名前未入力」
「箱にものが入った → 名前あり」
例題で練習
let score;の状態で、値が入っているか確認するプログラムを書いてみよう。scoreに数値を代入したあと、もう一度チェックして、値が入っていることを確認してみよう。
