条件演算子 練習問題（初心者向け）
では、初心者向けに条件演算子（三項演算子）の練習問題セットを紹介します。
各問題に「解答」と「解説」も付けます。
例題1：合格判定
問題
変数 score に点数が入っています。70点以上なら '合格'、それ以外は '不合格' と表示するように、条件演算子を使って result に代入してください。
let score = 75;
let result = /* ここに条件演算子を書いてください */;
console.log(result);
解答例
let result = (score >= 70) ? '合格' : '不合格';
console.log(result); // 合格
解説
score >= 70が true →'合格'- false の場合 →
'不合格'
例題2：偶数か奇数か判定
問題
変数 num が偶数か奇数かを判定して、'偶数' または '奇数' を表示してください。
let num = 7;
let type = /* ここに条件演算子 */;
console.log(type);
解答例
let type = (num % 2 === 0) ? '偶数' : '奇数';
console.log(type); // 奇数
解説
%は余りを計算する演算子num % 2 === 0が true → 偶数- false → 奇数
例題3：絶対値を求める
問題
変数 n の絶対値を条件演算子で求めて、absValue に代入してください。
let n = -12;
let absValue = /* ここに条件演算子 */;
console.log(absValue);
解答例
let absValue = (n >= 0) ? n : -n;
console.log(absValue); // 12
解説
n >= 0が true →nをそのまま- false →
-n（正の値に変換）
例題4：文字列の長さ判定
問題
変数 str の文字数が5文字以上なら '長い文字列'、それ以外は '短い文字列' と表示してください。
let str = "Hello";
let msg = /* 条件演算子 */;
console.log(msg);
解答例
let msg = (str.length >= 5) ? '長い文字列' : '短い文字列';
console.log(msg); // 長い文字列
解説
str.lengthで文字数を取得- 5文字以上 →
'長い文字列' - それ以外 →
'短い文字列'
例題5：最大値を求める
問題
変数 a と b のうち、大きい方を max に代入してください。
let a = 15;
let b = 22;
let max = /* 条件演算子 */;
console.log(max);
解答例
let max = (a > b) ? a : b;
console.log(max); // 22
解説
a > bが true →a- false →
b
💡 ポイントまとめ
- 条件演算子は短く書けるけど、複雑になると読みにくくなる
- 簡単な「もし〜なら〜、そうでなければ〜」に使うと便利
- 練習問題のパターンは「数値判定」「文字列判定」「最大/最小判定」などが基本