主な内容の要点
splice() メソッドの基本
- 配列の中身を 削除・置き換え・追加 できる便利なメソッド。
- 書き方は次の3パターン：
array.splice(開始位置)
array.splice(開始位置, 削除する数)
array.splice(開始位置, 削除する数, 追加要素1, 追加要素2, ...)
できること3つ
- 要素を置き換える
let arr = ['A', 'B', 'C', 'D', 'E'];
arr.splice(1, 2, 'X', 'Y', 'Z');
console.log(arr); // ["A", "X", "Y", "Z", "D", "E"]
→ インデックス1から2つ（B, C）を削除して、X, Y, Z を挿入。
- 要素を削除する
let arr = ['A', 'B', 'C', 'D', 'E'];
arr.splice(1, 2);
console.log(arr); // ["A", "D", "E"]
→ 置き換え要素を指定しなければ、単純に削除だけ。
- 要素を追加する
let arr = ['A', 'B', 'C', 'D', 'E'];
arr.splice(1, 0, 'X', 'Y');
console.log(arr); // ["A", "X", "Y", "B", "C", "D", "E"]
→ 削除数を 0 にすると、その位置に新しい要素を挿入。
ポイント
- 戻り値は「削除された要素の配列」。
- 元の配列そのものが変更される（破壊的メソッド）。
- 削除数や追加要素は省略可能。
👉 まとめると、splice() は 「配列の中身を自由に編集する万能ツール」。
削除・追加・置き換えを一度にできるので、配列操作の基本として覚えておくと便利です。