主な内容の要点
1. forEachメソッドとは?
- 配列に入っている要素を 先頭から順番に取り出して処理 できる。
- 書き方:
配列.forEach(function(要素, インデックス, 配列全体) {
// ここに処理を書く
});
JavaScript- 引数は最大3つ受け取れる:
要素→ 今処理している値インデックス→ その位置(0から始まる番号)配列全体→ 元の配列そのもの
※必要なければ省略してOK。
2. 基本的な使い方
let fruits = ['Apple', 'Melon', 'Orange'];
fruits.forEach(function(element) {
console.log(element);
});
// 出力: Apple, Melon, Orange
JavaScript- アロー関数でも書ける:
fruits.forEach(element => console.log(element));
3. インデックスや配列も使いたい場合
fruits.forEach(function(element, index, array) {
console.log('Index:', index);
console.log('Element:', element);
console.log('Array:', array);
});
JavaScript4. forEach と for文・for…of文の違い
- forEach
- 配列の「存在する要素」だけを処理する(空要素はスキップされる)。
breakが使えない → 途中で止められない。
- for文 / for…of文
- 空要素も処理対象になる(
undefinedが出る)。 breakが使える → 条件で途中終了できる。
- 空要素も処理対象になる(
5. 使い分けのポイント
- forEach → 配列の全要素を順番に処理したいときに便利。
- for文 / for…of文 → 途中で処理を止めたいときや、空要素も扱いたいときに便利。
まとめ
- 配列を順番に処理するなら
forEachがシンプルで書きやすい。 - ただし「途中で止めたい」場合は
forやfor...ofを使う。
初心者向けに練習するなら、まずは forEach で配列を全部出力するところから始めるのがおすすめです。
