JavaScript | 配列の要素数を調べる(length プロパティ)

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JavaScript 配列の length をわかりやすく理解しよう

プログラミング初心者向けに「配列のlength」をもっとやさしく、例題を交えて解説します。


1. 配列の長さって何?

配列は「箱が並んだリスト」のようなものです。
lengthはその「箱がいくつあるか」を教えてくれる数字です。

let fruits = ["りんご", "みかん", "バナナ"];
console.log(fruits.length); // 3
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  • 配列fruitsには3つの果物が入っています。
  • lengthは「3」を返します。

💡 ポイント:配列の要素が何個あるかを知りたいときに使います。


2. インデックスが飛んでいるときは?

配列は必ずしも連続して箱が埋まっているわけではありません。

let numbers = [];
numbers[0] = 10;
numbers[3] = 40;
console.log(numbers);        // [10, empty × 2, 40]
console.log(numbers.length); // 4
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  • 0番目と3番目だけに数字を入れました。
  • lengthは「4」を返します → 一番大きいインデックス(3)+1だからです。

💡 ポイント:lengthは「最後の箱の番号 +1」と覚えるとよいです。


3. lengthで配列の要素を増やす・減らす

(1) 要素を増やす

let colors = ["赤", "青"];
colors.length = 4;
console.log(colors); // ["赤", "青", empty × 2]
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  • 2個の要素を4に増やすと、残りは空っぽ(empty)になります。

(2) 要素を減らす

let colors = ["赤", "青", "緑", "黄"];
colors.length = 2;
console.log(colors); // ["赤", "青"]
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  • 4個の要素を2に減らすと、後ろの要素は消えます。

💡 ポイント:lengthに数字を代入するだけで、配列の大きさを自由に変えられます。


4. 例題で練習

例題1:配列の長さを調べよう

let animals = ["犬", "猫", "うさぎ", "ハムスター"];
console.log("動物の種類は" + animals.length + "種類です。");
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予想される出力

動物の種類は4種類です。

例題2:配列を途中で増やす

let nums = [1, 2, 3];
nums.length = 5;
console.log(nums);
JavaScript

予想される出力

[1, 2, 3, empty × 2]

例題3:配列を減らす

let nums = [1, 2, 3, 4, 5];
nums.length = 3;
console.log(nums);
JavaScript

予想される出力

[1, 2, 3]

まとめ

  • lengthは配列の箱の数(要素の数)を返す。
  • 配列の最後の番号+1がlengthになる。
  • lengthに数字を代入すると、配列のサイズを増やしたり減らしたりできる。

💡 覚え方:

「配列の長さ=最後の箱の番号+1」

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