主な内容の要点
1. continue文とは?
- 繰り返し処理(for, while, do…while, for…in, for…of)の中で使える命令。
- 実行されると、そのループの「残りの処理」をスキップして、次の繰り返しに進む。
2. 書き方
continue;
JavaScript※とてもシンプル。条件分岐(if文など)の中で使うことが多い。
3. 具体例
for (let i = 1; i < 10; i++) {
if (i % 3 === 0) {
continue; // 3の倍数のときはスキップ
}
console.log(i);
}
console.log("end");
JavaScript実行結果
1
2
4
5
7
8
end
👉 i が 3, 6, 9 のときは continue が働いて、console.log(i) がスキップされる。
4. breakとの違い
continue→ その回だけスキップして「次のループ」に進む。break→ ループ自体を「完全に終了」する。
初心者向けの理解ポイント
- 「この条件のときは処理を飛ばしたい」ときに便利。
- 例:偶数だけ処理したい、特定の値を除外したい、など。
breakと混同しやすいので、「スキップ=continue」「終了=break」と覚えるとわかりやすい。
こういう「ループの流れをコントロールする文」を知っておくと、コードがスッキリ書けるようになります。
もしよければ、次は「break文」との使い分けを練習してみると理解が深まります。
