JavaScript | try…catch…finally 文による例外処理

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では「生活に近い例」で try...catch...finally を説明してみますね。


例1:コーヒーメーカーを使うとき

try {
  console.log("コーヒーメーカーの電源を入れる");
  // コーヒーを淹れる処理(ここで水がなかったらエラー)
  throw new Error("水が入っていません!");
} catch (error) {
  console.log("エラー:", error.message);
  console.log("水を入れてからやり直してください");
} finally {
  console.log("電源を切る"); // エラーがあっても必ず実行
}
JavaScript

👉 ポイント

  • try:コーヒーを淹れる(エラーが起きるかもしれない)
  • catch:水がなかったら「水を入れてね」と教える
  • finally:最後に必ず電源を切る(安全のため)

例2:料理をするとき

try {
  console.log("フライパンを火にかける");
  // 食材を入れる処理(冷蔵庫に食材がなかったらエラー)
  throw new Error("卵がありません!");
} catch (error) {
  console.log("エラー:", error.message);
  console.log("買い物に行きましょう");
} finally {
  console.log("火を止める"); // エラーがあっても必ず実行
}
JavaScript

👉 ポイント

  • try:料理を始める
  • catch:材料がなかったらエラーを処理
  • finally:火を止める(安全のため必ずやる)

例3:車で出かけるとき

try {
  console.log("車に乗って出発");
  // 途中でガソリンが切れたらエラー
  throw new Error("ガソリンがありません!");
} catch (error) {
  console.log("エラー:", error.message);
  console.log("ガソリンスタンドに行きましょう");
} finally {
  console.log("車を駐車して鍵をかける"); // 必ずやる
}
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👉 ポイント

  • try:ドライブを始める
  • catch:ガソリン切れなどのトラブルを処理
  • finally:最後は必ず車を止めて鍵をかける

まとめ

  • try → 普通にやりたいこと
  • catch → トラブルが起きたときの対応
  • finally → トラブルがあってもなくても最後に必ずやること(後片付けや安全対策)

こう考えると、finallyは「必ずやる後片付け」ってイメージしやすいですよね。

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