主な内容の要点
while 文の基本
- 書き方
while (条件式) {
繰り返したい処理;
}
JavaScript- 条件式が true の間、中の処理を繰り返す。
- 条件が false になると終了して次の処理へ進む。
for 文との違い
for文は「回数が決まっている繰り返し」に便利。while文は「いつ終わるか分からない繰り返し」に便利。- 例:ユーザーが正しい入力をするまで繰り返す、合計が一定値を超えるまで繰り返す、など。
注意点
while文には 初期化や増減の仕組みがない。- 変数の準備や更新は自分で書く必要がある。
- 条件がずっと
trueのままだと 無限ループになるので注意。
サンプルコード
例1:3を掛け続けて100未満の間だけ表示
let num = 3;
while (num < 100) {
console.log(num);
num = num * 3; // 条件が変わるように更新
}
console.log("end");
JavaScript出力:
3
9
27
81
end
例2:合計が10を超えるまで足し算
let total = 0;
let count = 1;
while (total < 10) {
total += count;
count++;
console.log(total);
}
console.log("end");
JavaScript出力:
1
3
6
10
end
まとめ
while文は「条件が満たされている間」繰り返す。- 回数が決まっていない処理に向いている。
- 条件が変わるように必ず変数を更新しないと無限ループになる。
初心者向けに言うと、
👉 「for は回数で繰り返す、while は条件で繰り返す」
と覚えると分かりやすいです。
