Python | コメント

では、Pythonの「コメント」について、初心者向けに分かりやすく、例題を交えて説明します。

コメントとは？

プログラムの中に「メモ」を書く仕組みです。
Pythonでは # 記号から行末まで がコメントになります。
コメントは プログラムの動作には一切影響しません。

どうしてコメントが必要なの？

• 後で見返したときに分かりやすい
• 他の人が読んだときに理解しやすい
• 「なぜこの書き方をしたのか」を残せる

コードは「何をしているか」は見れば分かることが多いですが、
「なぜそうしたのか」はコメントがないと分かりにくいです。

基本の使い方

例1：行の最後にコメントを書く

x = 10  # 変数xに10を代入
y = 20  # 変数yに20を代入
print(x + y)  # xとyを足して表示

x = 10  # 変数xに10を代入
y = 20  # 変数yに20を代入
print(x + y)  # xとyを足して表示

例2：行全体をコメントにする

# これはテスト用のプログラムです
# ここでは足し算をしています
print(1 + 2)

# これはテスト用のプログラムです
# ここでは足し算をしています
print(1 + 2)

コメントのコツ

• 短くシンプルに
  → 長文よりも要点をまとめる
• 「なぜ」を書く
  → 「何をしているか」はコードを見れば分かるので、理由を書くと親切
• 未来の自分のために書く
  → 数日後に見返すと、意外と忘れているものです

練習問題

次のコードに、分かりやすいコメントをつけてみましょう。

a = 5
b = 3
c = a * b
print(c)

a = 5
b = 3
c = a * b
print(c)

👉 例えばこんな感じ：

a = 5      # 変数aに5を代入
b = 3      # 変数bに3を代入
c = a * b  # aとbを掛け算してcに代入
print(c)   # 結果を表示

a = 5      # 変数aに5を代入
b = 3      # 変数bに3を代入
c = a * b  # aとbを掛け算してcに代入
print(c)   # 結果を表示

まとめ

• コメントは # から始まる
• プログラムには影響しない
• 「なぜそう書いたか」を残すと役立つ