主な内容の要点
Pythonには便利な機能がたくさんあり、それらは「モジュール」という単位でまとめられています。モジュールを使うには import 文で読み込む必要があります。
モジュールと import の基本
- モジュールとは?
Pythonの機能を目的ごとにまとめた「道具箱」のようなもの。
例:数学用のmathモジュール、カレンダー用のcalendarモジュール。 - import 文で読み込む
import math
Pythonと書くと、math モジュールの機能が使えるようになります。
- モジュールの関数を使う方法
モジュール名.関数名()の形で呼び出します。
例:平方根を計算する
import math
print(math.sqrt(2)) # 1.4142135623730951
Python組み込み関数とモジュールの違い
- 組み込み関数
abs()のように、import しなくても最初から使える関数。 - モジュールの関数
math.sqrt()のように、import してから使う関数。
他のモジュールの例
- calendar モジュール
カレンダーを表示する機能がある。
import calendar
calendar.prmonth(2020, 12)
Python→ 2020年12月のカレンダーが表示される。
初心者が覚えておくと良いこと
- よく使う関数は組み込み関数にある(例:
print(),len(),abs())。 - 特別な処理をしたいときはモジュールを import する。
- モジュールは「道具箱」、必要なときに取り出して使うイメージ。
👉 まとめると、Pythonの機能は「組み込み関数」と「モジュール」に分かれていて、モジュールを使うときは import が必要です。
プログラミング初心者にとっては、まず math や calendar を試して「import すると便利な機能が増えるんだ!」と体感するのがおすすめです。
