以下は「Pythonモジュール入門（importの使い方）」をテーマにした、
🔹Jupyter Notebook 形式（セル区切り）
🔹出力例付き
🔹自動採点付き練習問題集
です。
Pythonモジュール入門ノート（Jupyter Notebook）
セル1：タイトル・概要
# Pythonモジュール入門ノート 📘
# ===============================
# このノートでは、Pythonの「モジュール」と「import」の基本を学びます。
# 各ステップのあとに練習問題があり、自動採点されます。
print("ようこそ！Pythonモジュールの世界へ✨")
セル2：モジュールとは
# ◆ モジュールとは？
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# 「モジュール」とは、Pythonの機能をまとめた「ファイル」のことです。
# たとえば mathモジュールには「平方根」「円周率」など数学的な機能が入っています。
import math
print("平方根:", math.sqrt(16)) # 4.0
print("円周率:", math.pi) # 3.1415...
出力例：
平方根: 4.0
円周率: 3.141592653589793
セル3：基本の import 文
# ◆ import の基本形
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# モジュールを使うには「import モジュール名」と書きます。
import random
print("1〜10のランダムな整数:", random.randint(1, 10))
出力例：
1〜10のランダムな整数: 7
セル4：練習問題（Q1〜Q3）
# 練習問題Q1〜Q3： import の基礎
# ==============================
# Q1. mathモジュールをインポートして、平方根sqrt(9)を計算して変数resultに代入してください。
# Q2. randomモジュールから randint を使って、1〜5のランダムな整数を変数rに代入してください。
# Q3. math.pi の値を小数点2桁に丸めて表示してください。
# ↓ ここにコードを書こう！
# （例： import math ...）
# --- 採点コード ---
import math, random
def check_q1_q3():
score = 0
try:
if 'result' in globals() and math.isclose(result, 3.0):
print("✅ Q1 正解")
score += 1
else:
print("❌ Q1 不正解")
except:
print("❌ Q1 実行エラー")
try:
if 'r' in globals() and 1 <= r <= 5:
print("✅ Q2 正解")
score += 1
else:
print("❌ Q2 不正解")
except:
print("❌ Q2 実行エラー")
try:
print("✅ Q3 出力例:", round(math.pi, 2))
score += 1
except:
print("❌ Q3 実行エラー")
print(f"\n合計スコア：{score}/3")
check_q1_q3()
セル5：別名 import（as）
# ◆ 別名（エイリアス）を使う
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# 長いモジュール名を短くするには「as」を使います。
import math as m
print("√25 =", m.sqrt(25))
print("π =", m.pi)
出力例：
√25 = 5.0
π = 3.141592653589793
セル6：部分import（from … import）
# ◆ 特定の関数だけを import する
# --------------------------------
from math import sqrt, pi
print("√64 =", sqrt(64))
print("π =", pi)
出力例：
√64 = 8.0
π = 3.141592653589793
セル7：練習問題（Q4〜Q6）
# Q4. random モジュールから randint をインポートし、1〜10の乱数を出力してください。
# Q5. math モジュールを別名 m でインポートし、m.pow(2, 3) を計算して result2 に代入。
# Q6. from math import pi を使い、円の面積(半径=3)を計算し area に代入。
# --- 採点コード ---
def check_q4_q6():
score = 0
try:
if 'result2' in globals() and math.isclose(result2, 8.0):
print("✅ Q5 正解")
score += 1
else:
print("❌ Q5 不正解")
except:
print("❌ Q5 実行エラー")
try:
if 'area' in globals() and math.isclose(area, math.pi * 3**2, rel_tol=1e-5):
print("✅ Q6 正解")
score += 1
else:
print("❌ Q6 不正解")
except:
print("❌ Q6 実行エラー")
print(f"\n合計スコア：{score}/2")
check_q4_q6()
セル8：自作モジュールを作る
# ◆ 自分でモジュールを作る
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# ファイル名: mymodule.py
# 内容:
# def greeting(name):
# print("こんにちは", name)
# これを同じフォルダに置いておくと次のように使えます:
# import mymodule
# mymodule.greeting("太郎")
# 実際に今はファイルを作らず、仮の関数でシミュレーションします。
def greeting(name):
print("こんにちは", name)
greeting("花子")
出力例：
こんにちは 花子
セル9：まとめクイズ
# 【まとめクイズ】
# 次のうち、"math" モジュールを使う正しい方法をすべて選びなさい。
#
# 1. math.sqrt(16)
# 2. sqrt(16)
# 3. from math import sqrt
# 4. import math.sqrt
#
# （ヒント）正しいのは複数あるよ！
answers = [1, 3]
print("✅ 正解:", answers)
セル10：総合スコア自動採点
# すべての問題の採点結果をまとめて評価する例
# （実際は各セルの採点関数を合算してもOK）
total_score = 5 # 仮（上のセルの正答数を手動で入れる）
print(f"🎯 最終スコア：{total_score}/5")
if total_score == 5:
print("🌟 完璧！モジュールマスターです！")
elif total_score >= 3:
print("👍 よくできました！あと少し！")
else:
print("💡 importの使い方をもう一度復習してみよう！")
このノートの使い方
- Jupyter Notebook に貼り付けて、セルを順に実行。
- 練習問題のセルに自分のコードを書いて実行。
- 下の「採点コード」で自動チェック。