初心者向けに「お釣り計算プログラム」を作ってみましょう。
ここでは 商品代金と支払金額を入力して、お釣りを計算する シンプルな例を紹介します。
お釣り計算プログラム(基本版)
# お釣り計算プログラム
# 商品代金と支払金額を入力
price = int(input("商品の値段を入力してください(円): "))
payment = int(input("支払った金額を入力してください(円): "))
# お釣りを計算
change = payment - price
if change < 0:
print("お金が足りません!")
elif change == 0:
print("ちょうどのお支払いです。お釣りはありません。")
else:
print(f"お釣りは {change} 円です。")
Python実行例
商品の値段を入力してください(円): 350
支払った金額を入力してください(円): 500
お釣りは 150 円です。
お釣りを紙幣・硬貨に分ける応用版
「150円のお釣り → 100円玉1枚、50円玉1枚」といった形で分けることもできます。
# お釣りを紙幣・硬貨に分けるプログラム
price = int(input("商品の値段を入力してください(円): "))
payment = int(input("支払った金額を入力してください(円): "))
change = payment - price
if change < 0:
print("お金が足りません!")
elif change == 0:
print("ちょうどのお支払いです。お釣りはありません。")
else:
print(f"お釣りは {change} 円です。")
# 紙幣・硬貨のリスト(大きい順)
coins = [10000, 5000, 1000, 500, 100, 50, 10, 5, 1]
for coin in coins:
count = change // coin # 何枚使えるか
change %= coin # 残りのお釣り
if count > 0:
print(f"{coin}円 × {count}枚")
Python実行例
商品の値段を入力してください(円): 350
支払った金額を入力してください(円): 1000
お釣りは 650 円です。
500円 × 1枚
100円 × 1枚
50円 × 1枚
✅ ポイント
//は「整数の割り算(商)」%は「余り」- 大きいお金から順に割っていくと、最小枚数でお釣りを出せる
これを発展させれば「レジのシミュレーション」や「自動販売機のプログラム」も作れますよ。

