実践練習問題
問題1:セミコロンを使って1行に複数の文を書く
変数 a に 5、b に 7 を代入し、その合計を出力してください。
ただし、1行にまとめて書くこと。
解答例
a = 5; b = 7; print(a + b)
Python解説
セミコロン ; を使うと、1行に複数の文を並べられます。
ただし、Pythonでは可読性のためにあまり使われません。
問題2:バックスラッシュを使って長い式を改行する
次の計算を「バックスラッシュ」を使って2行に分けて書き、結果を出力してください。
100 + 200 + 300 + 400 + 500
解答例
num = 100 + 200 + 300 + \
400 + 500
print(num) # 1500
Python解説
バックスラッシュ \ を行末に置くと「まだ続きがある」とPythonに伝えられます。
問題3:括弧を使って改行する(推奨)
次の計算を「括弧 ()」を使って複数行に分け、結果を出力してください。
10 + 20 + 30 + 40 + 50 + 60 + 70
解答例
total = (
10 + 20 + 30 +
40 + 50 + 60 +
70
)
print(total) # 280
Python解説
括弧の中では自動的に改行が許されるので、バックスラッシュを使わなくてもOK。
Pythonではこちらの書き方が推奨されます。
問題4:リストを複数行で書く
次のリストを複数行に分けて書き、合計を出力してください。
[100, 200, 300, 400, 500]
解答例
values = [
100, 200, 300,
400, 500
]
print(sum(values)) # 1500
Python解説
リストや辞書、タプルなどの括弧の中では改行自由。
見やすく整形できるので実務でもよく使われます。
✅ これで「セミコロン」「バックスラッシュ」「括弧」の3つの改行・区切り方法を実際に試せます。
