エラーを見つける練習問題（文の改行）
問題1
次のPythonコードを実行するとどうなりますか？
result = 10 + 20 +
30 + 40
print(result)
- A. 60と表示される
- B. 何も表示されない
- C. 構文エラー（SyntaxError）になる
- D. 70と表示される
✅ 正解：C. 構文エラー（SyntaxError）
💡 解説：文の途中で改行する場合は「バックスラッシュ (\)」や「括弧」で囲む必要があります。このコードではそれがないためエラーになります。
問題2
次のコードの出力は何ですか？
x = 5; y = 10; print(x + y)
- A. エラーになる
- B. 15
- C. 510
- D. 何も表示されない
✅ 正解：B. 15
💡 解説：セミコロン (;) を使うと1行に複数の文を書けます。ここでは x=5、y=10、print(x+y) が1行に並んでおり、結果は15です。
問題3
次のコードを実行するとどうなりますか？
values = [
1,
2,
3,
4,
5
]
print(sum(values))
- A. エラーになる
- B. 5
- C. 0
- D. 15
✅ 正解：D. 15
💡 解説：リストやタプルなど括弧の中では改行してもOKです。合計は 1+2+3+4+5 = 15。
問題4
次のコードを実行するとどうなりますか？
message = "Hello"
print(message
)
- A. Hello と表示される
- B. message と表示される
- C. 構文エラーになる
- D. 何も表示されない
✅ 正解：A. Hello と表示される
💡 解説：関数の引数の括弧内では改行が許されるため、エラーにならず "Hello" が表示されます。
問題5
次のコードを実行するとどうなりますか？
num = 100 + 200 + 300 + \
400 + 500
print(num)
- A. 構文エラーになる
- B. 500
- C. 1000
- D. 1500
✅ 正解：D. 1500
💡 解説：バックスラッシュ (\) を使って文を改行しているため、正しく計算されます。合計は 1500。
これで「改行の仕方」「セミコロンの使い方」「括弧の中での改行」が整理できました。