Python | 文の区切りと改行 練習問題(基礎)

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📘 「Pythonの文の区切りと改行」 に関する
初心者向け 練習問題・模範解答・解説付きセット(5問) を紹介します。


問題1:文の区切りを理解しよう

次のコードを実行すると、どうなりますか?
また、なぜそのような結果になるか考えてみましょう。

x = 10
y = 20
print(x + y)
Python

✅ 解答

出力:

30

💬 解説

Pythonでは 1行が1つの文(ステートメント) です。
1文ずつ改行して書くと、Pythonはそれぞれを順に実行します。
このように「文の終わり=改行」と覚えましょう。


問題2:セミコロン(;)の意味

次のコードを実行するとどうなりますか?

a = 5; b = 7; print(a * b)
Python

✅ 解答

出力:

35

💬 解説

セミコロン ; は「ここで文を区切る」という意味。
1行に複数の文を書けます。
でも、読みやすさのために、1文1行で書くのが基本です。


問題3:改行でエラー?

次のコードを実行すると、どうなりますか?

total = 10 + 20 +
30 + 40
print(total)
Python

❌ 結果

SyntaxError: invalid syntax

💬 解説

Pythonは「改行した時点で文が終わった」と判断します。
+ のあとで改行すると、次の行を別の文だと勘違いするため、構文エラーになります。


問題4:バックスラッシュ(\)を使って改行してみよう

次のように修正して、正しく動かしましょう。

# ↓ 修正してみよう
total = 10 + 20 + 30 +
40 + 50
print(total)
Python

✅ 解答

total = 10 + 20 + 30 + \
        40 + 50
print(total)

出力:

150

💬 解説

行の末尾に \(バックスラッシュ)を付けると、
「この文はまだ続きます」という意味になります。
そのため、改行してもエラーになりません。


問題5:(発展)カッコを使った改行

次のコードを、カッコを使って読みやすく書き直してください。

result = 10 + 20 + 30 + 40 + 50 + 60 + 70 + 80
Python

✅ 解答

result = (
    10 + 20 + 30 + 40 +
    50 + 60 + 70 + 80
)
print(result)
Python

出力:

360

💬 解説

丸カッコ ( ) で囲んだ中では、
Pythonが自動的に「文がまだ続く」と判断してくれます。
\ よりも安全で、見やすく、エラーも起きにくいのでおすすめです。


まとめ(重要ポイント)

概念記号/操作説明
文の区切り改行1行=1文が基本
複数文を1行に書く;非推奨(読みづらくなる)
長い文の改行\「まだ続く」とPythonに伝える
より安全な改行( )自動的に「続き」と認識される

Python
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