では「ユーザー入力をチェックする簡単なプログラム」を一緒に作ってみましょう。
パスワード判定プログラム
例えば、ユーザーが入力した文字列が「正しいパスワード」と一致するかどうかを判定するコードです。
# 正しいパスワードを設定
correct_password = "python123"
# ユーザーに入力してもらう
user_input = input("パスワードを入力してください: ")
# 比較して判定
if user_input == correct_password:
print("ログイン成功!")
else:
print("パスワードが違います。")
Python解説
input()でユーザーから文字列を受け取る==で「正しいパスワード」と一致しているかを比較- 一致すれば「ログイン成功」、違えば「パスワードが違います」と表示
👉 ここで使っているのが「文字列比較」の基本です。
応用例:大文字小文字を区別しない
もし「大文字・小文字の違いを無視したい」場合は、lower() を使って全部小文字に変換してから比較します。
correct_password = "python123"
user_input = input("パスワードを入力してください: ")
if user_input.lower() == correct_password:
print("ログイン成功!")
else:
print("パスワードが違います。")
Python✅ ポイント
==は「完全一致」なので、パスワードチェックにぴったりlower()やupper()を使うと、大文字小文字の違いを吸収できる- 実際のシステムではもっと複雑ですが、初心者の練習にはこれで十分
ここまでで「文字列比較」が実際のプログラムでどう使えるかイメージできたと思います。
