主な内容の要点
Pythonで文字列を扱うときは、文字を「”(ダブルクォーテーション)」か「’(シングルクォーテーション)」で囲むのが基本です。数字や日本語も文字列として扱えます。囲みを忘れると変数や数値として解釈されてしまうので注意しましょう。
初心者が押さえるべきポイント
- 文字列リテラルとは?
- 複数の文字をまとめた「定数」のこと。
"Hello"や'こんにちは'のように書く。
- 囲み方は2種類
"ダブルクォーテーション"'シングルクォーテーション'
→ どちらを使っても同じ意味。
- 数字や日本語もOK
"2019"→ 文字列として扱われる2019→ 数値として扱われる
→" "や' 'で囲むかどうかで意味が変わる。
- print関数で表示できる
print("Hello")
# 出力: Hello
print('こんにちは')
# 出力: こんにちは
Python- クォーテーションの中にクォーテーションを入れるときの注意
'Tom's toy'→ エラーになる(途中で文字列が終わったと解釈される)"Tom's toy"→ OK(外側をダブルで囲む)'彼は"こんにちは"と言いました'→ OK(外側と内側を使い分ける)
- エスケープシーケンスでも解決できる
\'や\"を使って、文字列の中にクォーテーションを含められる。
print('Tom\'s toy')
# 出力: Tom's toy
Pythonまとめ
- 文字列は必ず
' 'または" "で囲む - 数字を囲むと文字列、囲まないと数値
- 内側にクォーテーションを入れるときは外側と使い分けるか、エスケープする
- print関数で画面に出力できる
初心者のうちは「文字列は必ずクォーテーションで囲む」と覚えておくと混乱しません。
次のステップとして、文字列の結合(+)や繰り返し(*)を学ぶとさらに便利になります。

