主な内容の要点
Pythonでは、条件を組み合わせて「複雑な判断」をするために 論理演算子(ブール演算子) を使います。代表的なのは and / or / not の3種類です。
論理演算子の基本
and(かつ)- 両方の条件が「真(True)」のときだけ結果がTrueになる
- 例:
a > 0 and a < 10→ aが0より大きく、かつ10より小さいときTrue
or(または)- どちらか一方でも「真(True)」なら結果がTrueになる
- 例:
a == 0 or b == 0→ aかbのどちらかが0ならTrue
not(否定)- 条件を反対にする
- 例:
not a == 0→ aが0でないときTrue
使い方のイメージ
- 単純な条件
if a == 100:
print("100点満点!")
Python→ 「aが100かどうか」だけを判定
- 複雑な条件
if a >= 80 and b >= 80:
print("両方とも合格!")
Python→ 「aもbも80以上」なら合格
初心者へのポイント
- 複数条件を組み合わせるときに使う
- 「かつ」「または」「否定」を覚えると、条件分岐がぐっと柔軟になる
- True / False の結果を意識する
- 論理演算子は最終的に「TrueかFalse」を返す
- if文とセットで考えると理解しやすい
- 条件式の中でよく使われる
まとめ
- Pythonの論理演算子は
and/or/notの3つ - 複数の条件を組み合わせて判断できるようになる
- if文の条件式でよく使うので、まずは簡単な例で試してみるのがおすすめ
初心者の方は「かつ」「または」「否定」という日本語の意味と対応させて覚えると理解しやすいですよ。
