Python | 1 日 60 分 × 7 日アプリ学習:超初級編

Python
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2日目のゴールと今日やること

2日目のゴールは、こうまとめられます。

「Python に“計算させて、その結果を表示させる”感覚をつかむ」

今日はこれを目指して、次のことをやります。

  • 数字を print するときと、文字を print するときの違いをもう一段ハッキリさせる
  • Python に計算をさせて、その“答え”を表示してみる
  • 「手で計算 → Python にも同じ計算をさせてみる」という流れを体験する

1日目は「文字を表示する」だったので、
2日目は「数字を少しだけ動かしてみる」です。


数字と文字をもう一度ちゃんと区別してみる

数字はそのまま、文字は ” ” で囲む

まずはおさらいからいきましょう。

数字を表示する例です。

print(10)
print(2024)
print(60)
Python

これはすべて OK です。
Python は、かっこの中を「数字」として扱います。

一方、文字列を表示する例です。

print("10")
print("2024")
print("こんにちは")
Python

こちらは「文字列」です。
見た目は数字でも、" " で囲んだ瞬間に「文字として扱うもの」に変わります。

Python にとっては、

  • 10 → 数字(計算できる)
  • "10" → 文字列(「1」と「0」という文字の並び)

という違いがあります。

2日目で大事にしたいのは、

「数字として扱いたいならカギカッコを付けない」
「文字としてそのまま表示したいならカギカッコで囲む」

という感覚です。

実際に画面に出してみて比べる

次のコードを書いて、違いを体で感じてみましょう。

print(10)
print("10")
Python

画面に出てくる見た目は、ほぼ同じです。

でも、Python の中では意味が違う。
後で「足し算」するときなどに、この違いが効いてきます。

2日目のうちは、

  • 「数字として意味があるものは、カギカッコなし」
  • 「文章やラベルとして出したいものは、カギカッコあり」

くらいのざっくりした理解で十分です。


Python に計算させてみる(足し算・引き算)

足し算の結果を print してみる

いよいよ、Python に「計算させて → 結果を表示」してみます。

例えば、次のコードを書いてみてください。

print(1 + 2)
Python

ここで Python がやることは、

  1. 1 + 2 を計算する(答えは 3)
  2. print(3) と同じように、結果の 3 を表示する

という流れです。

print は「かっこの中の“値”を表示する」命令です。
その“値”が、文字列であっても、計算式であっても構いません。

もう少し試してみましょう。

print(3 + 5)
print(10 - 4)
print(2 + 2 + 2)
Python

頭の中でも計算してみて、

Python の出した答えと、自分の計算が一致しているかを確かめてみてください。

引き算も同じように書ける

引き算も同じです。

print(10 - 3)
print(100 - 25)
Python

Python は、- を見たら「引き算」だと理解します。

ここで大事なのは、

print(計算式) と書いたとき、
Python は先に計算をして、その結果を表示する

という流れを、ちゃんとイメージできることです。


掛け算・割り算も試してみる

掛け算は *、割り算は /

Python で掛け算・割り算をするときは、こう書きます。

掛け算:

print(3 * 4)
print(5 * 10)
Python

割り算:

print(8 / 2)
print(9 / 3)
Python

少しだけ注意したいのは、
* が掛け算で、x ではない、ということです。

よくあるミスは、こう書いてしまうパターンです。

print(3 x 4)  # これはエラー
Python

Python は x を掛け算とは認識しません。
* を使ってください。

計算と print の関係をまとめる

2日目の時点で押さえたいのは、これだけです。

  • + → 足し算
  • - → 引き算
  • * → 掛け算
  • / → 割り算

そして、

print(式)
Python

と書くと、

「式を計算して → その答えを表示する」

という流れになります。


「今日は何分勉強する?」を Python に計算させてみる

自分の状況に近い例で計算してみる

せっかくなので、「1日60分 × 7日」という、
今回の学習テーマそのものを計算させてみましょう。

print(60 * 7)
Python

Python は、まず 60 × 7 を計算して、結果の 420 を表示します。

画面には、

420

と出ます。

ここから、

「1週間で合計 420 分勉強するんだな」
「420 分って、何時間だろう?」

と、さらに気になることが出てきますよね。

分を時間に変換してみる(割り算)

1時間は 60 分なので、
合計 420 分を 60 で割ると、時間数が出てきます。

print(420 / 60)
Python

これを実行すると、

7.0

と表示されます。

「7時間」ですね。

ここで大事なのは、「Python に聞いてみる」という発想です。

頭で計算してもいいし、Python にやらせてもいい。
どちらでもいいけれど、

「あれ、これ Python に計算させたら一瞬だな」

と気づけるようになると、
プログラミングの使いどころが一気に広がります。


「テキスト+計算結果」を同時に表示する基本

まずは「説明」と「結果」を別々に出す

いきなり難しくしないで、
最初はシンプルに2行で分けてしまいましょう。

print("1 週間の合計勉強時間(分)は…")
print(60 * 7)
Python

結果はこうです。

1 週間の合計勉強時間(分)は…
420

Python は、

1行目 → 説明文(文字列)を表示
2行目 → 計算結果を表示

というふうに動いています。

同じように、時間に直した結果も出してみましょう。

print("1 週間の合計勉強時間(時間)は…")
print(420 / 60)
Python

結果:

1 週間の合計勉強時間(時間)は…
7.0

これだけでも、立派な「学習時間レポートアプリ」です。

1行でまとめたくなる気持ちは、今日はまだガマンでOK

よくある「やりたくなること」として、

print("1 週間の合計は " + 60 * 7 + " 分です")
Python

のように書きたくなりますが、
これは実はエラーになります。

理由は超ざっくり言うと、

  • "1 週間の合計は " → 文字列
  • 60 * 7 → 数字
  • " 分です" → 文字列

で、「文字列と数字を足す」のは簡単ではないからです。

ここは、もう少し先のステップでゆっくりやりましょう。

2日目の時点では、

  • 「説明」と「結果」は別々の print で出してしまっていい
  • 難しくまとめようとせず、「シンプルに分ける」が正義

というマインドで OK です。


小さな「学習レポートアプリ」を作ってみる

今日の学習を数字つきでまとめる

2日目の仕上げとして、
「今日の学習状況」を Python にまとめさせてみましょう。

例えば、こういうプログラムです。

print("===== Python 超初級編 2 日目レポート =====")
print()

print("1 日あたりの学習時間(分):")
print(60)

print("学習日数:")
print(7)

print("1 週間の合計学習時間(分):")
print(60 * 7)

print("1 週間の合計学習時間(時間):")
print(60 * 7 / 60)
Python

実行結果のイメージはこんな感じです。

===== Python 超初級編 2 日目レポート =====

1 日あたりの学習時間(分):
60
学習日数:
7
1 週間の合計学習時間(分):
420
1 週間の合計学習時間(時間):
7.0

ここまで来ると、

  • 文字列(説明)と数字(データ)を組み合わせて
  • ちょっとした「レポート画面」のようなものを作れている

状態です。

まだコードとしてはすごくシンプルですが、
「自分の生活の数字」を Python に計算させて、結果をまとめて表示させている
というのが、とても価値のある一歩です。


2日目で特に深く理解してほしいポイント

1つ目。
print(式) と書いたとき、Python は「まず式を計算して、その結果を表示する」という順番で動いていること。

2つ目。
数字は " " で囲まずにそのまま書くことで、「計算できるもの」として扱われること。
文字としてそのまま表示したいものは " " で囲む、という 1日目のルールが「数字」と組み合わさった形で見えてきたこと。

3つ目。
+, -, *, / という基本的な演算子を使えば、
自分の身の回りのこと(勉強時間、回数、日数など)を、Python に計算させることができる、という感覚。

この3つがつかめていれば、2日目としては十分すぎるくらいです。


3日目へのつなぎ

今日までであなたは、

  • print で文字を出せるようになった。
  • 数字を使って簡単な計算をさせ、その結果を表示できるようになった。
  • 自分の学習時間を Python に計算させて、「レポート」として出力できるようになった。

3日目からは、これを少しだけ発展させて、

  • 画面の「見た目(レイアウト)」を意識した出力
  • タイトル・本文・まとめ、のような形を print だけで作る
  • 「今の自分の状態」を文字と数字の両方で表現する

という方向に進んでいきます。

最後に、あなたにひとつだけ聞きたい。

今日の中で、「これ、頭で計算するより Python にやらせたほうが気持ちいいな」と感じた瞬間はありましたか?
1週間の合計勉強時間かもしれないし、
別の何かを試しに計算させたときかもしれません。

その「Python に任せると楽だな」という感覚が、
あなたとプログラミングをつなぐ、とても大事な糸です。

その感覚を大事にしながら、3日目に進んでいきましょう。

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