Python | 1 日 60 分 × 7 日アプリ学習:超初級編

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3日目のゴールと今日やること

3日目のゴールはこうです。

「print だけで“ちょっとアプリっぽい画面”を設計できるようになること」

新しい文法はほとんど増えません。
その代わり、1・2日目で触った

  • print
  • 文字列
  • 数字と計算

を組み合わせて、

  • タイトル
  • 本文
  • まとめ

のような「画面の形」を意識して出力してみます。
今日は、コードを書くというより“画面をデザインする練習” だと思ってください。


ここまでのおさらいを「1枚の画面」にして眺める

1日目と2日目でできるようになったこと

すでにあなたは、こんなことができます。

print("こんにちは")          # 文字列を表示
print(10)                  # 数字を表示
print(1 + 2)               # 計算して結果を表示
print("今日は 3 日目です")  # 自分のメッセージを表示
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ここに、

  • 上から順番に実行される
  • print 1回で1行表示され、最後に改行される

というルールがありました。

3日目は、このルールを使って、

「行の並べ方」=「画面の形」

として見ていきます。


print は「行を積み重ねて画面を作るペン」だと考える

1行ずつ「紙に書いている」とイメージしてみる

次のコードを見てください。

print("A")
print("B")
print("C")
Python

出力はこうなります。

A
B
C

これは、

  • 1行目に A
  • 2行目に B
  • 3行目に C

を書いているのと同じです。

画面を「1枚の紙」だと思ってください。
print は、その紙に1行ずつ文字を書き込むペンです。

空行で「段落」を作る

例えば、こう書いたらどうでしょう。

print("A")
print()
print("B")
print("C")
Python

出力はこうなります。

A

B
C

2行目の print() は、
「何も表示せずに改行だけする」=空行を作る、という意味でした。

この空行のおかげで、

  • A
  • (1行あいて)
  • B、C

という「段落」ができます。

行をどう積み重ねるかで、
「読みやすさ」や「区切り」を表現できる。
今日は、この感覚を強くしていきます。


タイトル付きの「学習メモ画面」を作ってみる

枠+タイトル+本文という形

まずは、「今日の学習メモ画面」を print だけで作ってみましょう。

print("================================")
print("      Python 超初級編 3 日目      ")
print("================================")
print()
print("今日は print を使って、")
print("“画面の形を設計する” 練習をします。")
print("行の順番や空行を工夫して、")
print("読みやすい出力を作っていきます。")
Python

頭の中で出力をイメージしてみてください。

  • 一番上に線
  • 中央寄せっぽいタイトル
  • もう一度線
  • 1行あけて本文が続く

という形になっています。

ここで意識してほしいのは、

  • どの行を「枠」として使うか
  • どこに空行を入れるか
  • どの行から本文を始めるか

を、自分で「設計」しているということです。
ただ print を並べているのではなく、
ひとつひとつの行に「役割」を与えています。


「学習メニュー画面」を print だけで設計する

メニュー風の形を作る

次に、簡単な「メニュー画面」を作ってみましょう。

print("========== 学習メニュー ==========")
print()
print("1: 昨日の復習をする")
print("2: 今日の新しい内容を学ぶ")
print("3: まとめのメモを書く")
print()
print("番号を選ぶことはまだできません。")
print("今日は “メニューの見た目” だけを作ります。")
Python

出力のイメージはこんな感じです。

========== 学習メニュー ==========

1: 昨日の復習をする
2: 今日の新しい内容を学ぶ
3: まとめのメモを書く

番号を選ぶことはまだできません。
今日は “メニューの見た目” だけを作ります。

ここでも、

  • 最初の1行 → タイトル(枠つき)
  • 次の1行 → 空行(メニューとの区切り)
  • その下の3行 → メニュー項目
  • もう1行空ける → メニューと説明文を分ける
  • 最後の2行 → 説明文

という構造になっています。

「上から読んで意味がある順番になっているか?」

これを意識しながら print を並べると、
コードが一気に“設計図”っぽくなります。


数字も混ぜた「学習レポート画面」を作る

2日目の計算をもう一度使う

2日目でやった、

1日 60 分 × 7 日 = 420 分(= 7 時間)

の話を、「レポート画面」として出してみましょう。

print("===== 学習時間レポート =====")
print()
print("1 日あたりの学習時間(分):")
print(60)
print()
print("学習日数:")
print(7)
print()
print("1 週間の合計学習時間(分):")
print(60 * 7)
print()
print("1 週間の合計学習時間(時間):")
print(60 * 7 / 60)
Python

出力イメージはこうです。

===== 学習時間レポート =====

1 日あたりの学習時間(分):
60

学習日数:
7

1 週間の合計学習時間(分):
420

1 週間の合計学習時間(時間):
7.0

ここでやっていることは、シンプルに言うと、

  • 説明文(文字列)を出す
  • 数字や計算結果をその下に出す
  • 項目ごとに空行を入れて見やすくする

という組み合わせです。

「数字の行」と「説明の行」を意識して分ける

このレポートの中では、

  • 説明の行(文字列)
  • 数字の行(値・計算結果)

がペアになっています。

例えばこの2行。

print("学習日数:")
print(7)
Python

「学習日数:」というラベルの下に、「7」という値。
このペアの積み重ねが、「レポートの形」になっています。

“ラベル行”と“値の行”がセットで動いている
という感覚を持てると、
後で値が変わってもレポートを作りやすくなります。


「今日の自分へのメッセージ画面」を作る

文字だけで“少し丁寧な画面”を作る

3日目の最後に、
あなた自身へのメッセージを出す小さな画面を作ってみましょう。

例として、こんなコードを書いてみます。

print("================================")
print("       今日の自分へのメッセージ       ")
print("================================")
print()
print("Python 超初級編、3 日目まで進みました。")
print("print を使って、画面の形を少しずつ設計できています。")
print("コードは、上から順に読まれる “物語” です。")
print("これからも 1 行ずつ、自分のペースで積み重ねていきましょう。")
Python

出力はこうなります。

================================
       今日の自分へのメッセージ       
================================

Python 超初級編、3 日目まで進みました。
print を使って、画面の形を少しずつ設計できています。
コードは、上から順に読まれる “物語” です。
これからも 1 行ずつ、自分のペースで積み重ねていきましょう。

ここまで来ると、

「文章を書くようにコードを書き、
それを画面に“ページ”として表示させている」

状態です。

自分の言葉で書き換えることがいちばん大事

もちろん、文章は全部あなたの言葉にして構いません。

  • 「少しだけ難しかったけど、なんとかついてきている」
  • 「print で遊ぶのがちょっと楽しくなってきた」
  • 「エラーが出ても、前より落ち着いて見られるようになった」

こういう“正直なひとこと”を、
そのまま print("...") の中に入れてみてください。

コードが、
あなたの学習日記にもなります。


3日目で特に深く理解してほしいポイント

1つ目:print 1回 = 「1行の意味を持った出力」

print をただの「表示の命令」としてではなく、

「1行ぶんの意味を持たせるペン」

として扱えるかどうか。

タイトル行
区切り線の行
空行
項目名の行
値の行
まとめの行

というふうに、
それぞれの print に役割を与えていく感覚が大事です。

2つ目:空行で「段落」を作る感覚

print()(中身なし)を使って空行を入れると、

  • タイトルと本文の間
  • メニューと説明の間
  • 項目と項目の間

に“間”を作ることができます。

「ここは区切りたいな」と思ったところに空行を入れる

これだけで、出力がぐっと読みやすくなります。

3つ目:コードは「上から読まれる物語」だということ

3日目で強く意識してほしいのは、

「コードは、上から順番に読まれる物語」

だということです。

タイトル

説明文

数字付きのレポート

まとめのひとこと

というふうに、
画面全体を「ストーリー」として見られるようになると、
プログラムを書くのが一気に楽しくなります。


3日目のまとめと、4日目へのつなぎ

3日目であなたは、

  • print を「1行ずつ画面を作るペン」として扱えるようになってきた。
  • 空行や区切り線を使って、タイトル・本文・まとめのある画面を設計できるようになった。
  • 説明の行(ラベル)と、数字や計算結果の行(値)をセットで出す「レポートっぽい出力」が作れた。
  • 自分の学びや気持ちを、Python に「今日のメッセージ」としてしゃべらせる感覚を持てた。

4日目からは、この「画面設計」の感覚を活かして、

  • もう少しだけ“構造化された”情報(例えば表っぽいもの)を print で表現してみる
  • 同じパターンの出力を何度か繰り返して、「型」を意識してみる

といった方向に進んでいきます。

最後に、あなたにひとつ聞きたい。

今日書いたコードの中で、
「これはちょっと自分っぽい画面だな」と感じた部分はありましたか?

タイトルの言い方かもしれないし、
メニューの項目かもしれないし、
最後のメッセージかもしれません。

その「自分っぽさ」が混ざった行こそ、
あなたと Python がちゃんとつながっている場所です。

その感覚を忘れないまま、4日目に進んでいきましょう。

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