初心者が 「ここは break を使っていいのか?」 を迷わず判断できるように、超シンプルで即決できるチャートを作りました。
┌─────────────────────────┐
│ ① ループの途中で「ここで終了したい」 │
│ とハッキリ決まる瞬間がある? │
└───────────────┬─────────┘
│YES
▼
┌───────────────────┐
│ ② 終了条件はループの先頭では │
│ 判定できない?(途中でわかる) │
└─────────┬─────────┘
│YES
▼
★ break を使うとよい(中断) ★
│
▼
───────────────────────────
│NO(最初に判定できる)
▼
┌──────────────────────────┐
│ → while の条件に書けば OK。 │
│ break は使わなくてよい。 │
└──────────────────────────┘
─────────────────────────────────────
┌─────────────────────────┐
│ ① の答えが NO の場合 │
│ → そもそも break は不要(最後まで回す) │
└─────────────────────────┘
実際に使う場面での判断(具体例つき)
例1:リストから“最初の一致だけ”探す
- 条件は途中でわかる
- 一致した瞬間に終わりたい
→ break 使うべき
例2:ユーザーが「stop」と入力したら終了
- 終了タイミングは途中でしかわからない
→ break 使うべき
例3:10 回繰り返したら終了
- 終了条件は最初から決まっている
- while や for の条件に書ける
→ break は不要
例4:毎回の処理で 0 ならスキップしたい
- 終了はしない(とばすだけ)
→ continue を使うべき(break は不要)
ひとことで言うと…
- 「これ以上回す必要がなくなったタイミング」が途中で発生 → break
- そうじゃない → break 不要
おまけ:3秒で判断できる簡略版
ループを途中で“完全に終わらせたい”?
↓
YES → break
NO → break 不要

