では、Pythonのif文を初心者向けに「かみ砕いて」説明してみます。例題も交えて、イメージしやすくしていきます。
if文ってなに?
プログラムに「もし〜ならこうする」という判断力を持たせる仕組みです。
人間の会話でいうと:
- 「もし雨が降ったら、傘を持っていく」
- 「もし100点なら、先生に褒められる」
こういう「条件付きの行動」をプログラムに書くのがif文です。
基本の書き方
if 条件式:
実行したい処理
Python条件式→ True(正しい)かFalse(間違い)かを判定する式- Trueなら処理が実行される
- Falseなら処理はスキップされる
:(コロン)とインデント(字下げ)が必須
例題1:テストの点数で判定
score = 90
if score >= 80:
print("合格です!")
Pythonscore >= 80→ 「scoreが80以上か?」を判定- 90は80以上なのでTrue → 「合格です!」と表示される
例題2:elseで「それ以外」を書く
score = 60
if score >= 80:
print("合格です!")
else:
print("不合格です…")
Python- 60は80以上ではない → False
- なので
elseの処理「不合格です…」が実行される
例題3:elifで複数条件
score = 100
if score == 100:
print("満点!すごい!")
elif score >= 80:
print("合格です!")
else:
print("不合格です…")
Python- 100点なら「満点!」
- 80点以上なら「合格」
- それ以外なら「不合格」
まとめ
- if文は「もし〜ならこうする」をプログラムに書く仕組み
- 条件式はTrue/Falseを判定する
- elseで「それ以外」を書ける
- elifで条件を増やせる
💡 初心者へのおすすめ練習:
「もし〇〇なら△△を表示する」というシンプルなプログラムをたくさん作ってみること。例えば「もし年齢が20以上なら『成人です』と表示する」など、身近な条件を使うと理解が早いです。
