主な内容の要点
input() 関数は、キーボードから文字列を入力するための関数です。入力された内容は「文字列」として返され、変数に代入して使うことができます。
基本の使い方
- 書き方:
input("メッセージ")"メッセージ"は「プロンプト」と呼ばれ、入力欄の前に表示される説明文です。- 例:
name = input("あなたの名前を入力してください: ")
- 返り値:入力された内容は 文字列型 (str) として返されます。
- 例:
print("こんにちは", name)→ 入力した名前を使って挨拶できます。
- 例:
ポイント
- プロンプトは任意
- 説明文が不要なら
input()だけでもOK。 - 例:
text = input()
- 説明文が不要なら
- 数値を扱いたい場合
input()は文字列を返すので、数値として使うには変換が必要。- 例:
age = int(input("年齢を入力してください: "))
print("来年は", age + 1, "歳ですね")
Python- 変数に代入して使う
- 入力結果を変数に保存し、
print()などで利用するのが基本。 - 例:
- 入力結果を変数に保存し、
string = input("文字列を入力してください: ")
print("文字列", string, "が入力されました。")
Python初心者へのアドバイス
input()は「ユーザーからデータを受け取る入り口」だと考えるとわかりやすい。- まずは文字列を入力して表示する練習から始め、次に
int()やfloat()を使って数値に変換する練習をすると理解が深まります。 input()とprint()を組み合わせることで、簡単な対話型プログラムが作れるようになります。
👉 まとめると、input() は「文字列を入力して変数に保存する関数」であり、初心者が「ユーザーとやり取りするプログラム」を作る第一歩になります。
試しに「名前を入力して挨拶するプログラム」を書いてみると、すぐに理解できます。
